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赫が1つ ページ2
赫の瞳が開いた。
1989年6月28日、京都姫雛家。
ある少女が誕生した。
その少女は赫の瞳を持っていた。
桜のように優しくもなく、太陽のように情熱的でもない。
言うなれば、全てを見守る夕日のような色だった。
本来ならば人々は天使の子だと騒ぎ立てるほどの容姿を持っていた。
だが、この家の者は、非情なほどに愚直だった。
「こいつは悪魔の子だ」と騒ぎ立てた。
姫雛家では赫い瞳を持つ者は悪魔だとされていたのだ。
すぐさま、両親と少女は引き離され、母は家を追放され、もう2度と会うことは許されなかった。
将来、少女が姫雛家の要となることはつゆ知らずに。
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プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年7月1日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
アヤメ - すごく面白いです更新頑張ってください応援しています (2021年6月30日 22時) (レス) id: a1a775aa93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神楽 | 作成日時:2021年6月29日 19時