秘密の生活…３

幸せの鈴… ページ32

淳太くんの案内ですぐに
水着が売ってるお店に着いた…

淳太「俺はこれにしよ。笑 次はAのやなっ！笑」

A「だからいらないって…汗」

淳太「これの上にこれ着たらどうや？笑」

私の言葉を無視し見せてきたのは黒のビキニに
水着用のパーカーとショートパンツ…

A「……何でパーカー…？汗」

淳太「日焼け気にしてるから着たくないんやろ？
でもこれならUVカットしてくれるし足は日焼け止め
塗れば跡残らなくて済むやろ？笑」

A「あぁ〜…なるほど…」

日焼けを気にしてた訳じゃないけど…
パーカーを着れば背中の傷は隠せそう…

淳太「なら決まりやなっ！笑
レジ行ってくるからその辺見ててええよ！笑」

A「えっ？ 私のは自分で買うよ！汗」

淳太「俺が買うからええよ。笑」

A「でも…汗」

淳太「素直に『ありがとう』でええの。笑」

A「……ありがとう…笑」

淳太「おん。笑」

レジに向かう淳太くんを見送り、私は近くにあった
アクセサリー屋さんに向かった…。

A「うわっ！ このネックレス可愛い！」

一発目に目に止まったネックレスを取ると
不思議な模様で鈴のように綺麗な音が鳴った…。

〈チリンチリン…〉

A「おぉ〜…笑」

店員「あら、日本の方ですか？笑」

A「あっ、はい！笑
このネックレス可愛いですね。笑」

店員「それは『幸せの鈴』って言うんですよ。笑」

A「幸せの鈴…？」

店員「はい、笑 その鈴が鳴り続けると
幸せが訪れると言われているんです。笑」

A「へぇ〜笑 素敵ですね。笑」

店員「安くするので買いませんか？笑」

A「いいんですか？！笑」

店員「もちろん。笑」

A「それじゃお願いします！笑」

店員さんにネックレスを渡し元の値段よりも
かなり安くしてくれた…。

店員「幸せが訪れますように。笑」

A「へへっ、笑 ありがとうごさいます。笑」

お店から離れ早速ネックレスを付けた…。

〈チリンチリン…〉

A「へへっ、笑」

淳太「A〜！」

A「あっ！淳太くんっ！笑」

淳太「おっ、それ買ったん？」

A「うん！幸せの鈴なんだって！笑」

淳太「幸せの鈴？」

A「音が鳴り続けると幸せが訪れるらしい！笑」

淳太「へぇ〜…笑」

微笑みながら淳太くんがネックレスを触り
ニコニコしながら軽く鳴らし始めた…

〈チリンチリンチリン…〉

A「んっ…？」

淳太「幸せが来るとええな？笑」

A「うんっ(*^_^*)」

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