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星劇21 ページ24
？？「…はい。"暁の巫女"の血を持つものを発見いたしました。」
虎石の病室を、遠くから眺める黒い影。
？？「わかりました。それまで、待機します。」
プツッと、電話が切れる。
？？「ごめん。虎石…。申渡…。」
ーーー
虎「あいつらにも心配かけたな…」
顔をガリガリと掻く。
「そうですよ。いっぱい怒られてくださいね！」
虎「ええ、まじか…。説教は嫌だな」
「無茶したんですから、皆に絞られてくださいね」
虎「ハイハイ」
コンコンッ扉がノックされる。ガラガラと扉が開かれ、辰己が達が入ってくる。
辰「虎石、大丈夫？」
卯「全く無茶してさ(怒))
戌「虎石！心配したよ！！」
ドンッと、戌峰が、虎石のベッドに飛び込む。
虎「く、苦しい…」
圧迫されて、息苦しそう。
辰「ふふ。心配をかけすぎたからね」
わいわいと盛り上がる。
辰「ッ！痛…」
「？辰己？どうかしましたか？」
頭を押さえる辰己に話し掛ける。
辰「…ううん、なんでもないよ」
「そ、うですか…」
なんだろう、この胸騒ぎ…。何かが起こる気がする。
でも、きっと、私達には乗りきれると、思うことにしておこう。
「ごめんね…。ーー。」
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作者名：霜天睦花 | 作成日時：2019年6月11日 13時
