司法に携わる彼らとの日常×2 (ページ6)

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番刑事
最近、常にどこからか視線を感じるA。それは特に仕事帰りによく起こり、後ろからじっとこちらを見つめられているようなそんな感覚が恐ろしく、仕事で疲れた体に鞭打って必死に歩みを早める。そのせいかおちおち眠る事もままならず、もうそろそろ限界だ...
と、彼に相談した。しばらく顎をさすって考え込んでいた彼だったが、いきなり名案を思いついたというように｢では、これからは自分がAくんを家まで送り届けよう!｣と手を握られる。最初は遠慮していたが彼の熱意に負け｢じゃあお言葉に甘えて…｣と彼と共に帰る事になる。が、Aは知らなかった。その後の帰り道で｢自分がAくんの帰り道を見守っていた時には、怪しい人物は目撃しなかったのだが…｣と言われ絶望するハメになることを。

美雲・茜・真宵ちゃん(三人は友人設定)
仕事で上手くいかない事が続き、同じ上司から怒られる毎日。同僚から｢ちょっと休んだら?｣と言われたので休暇を取ったはいいものの、何をすればいいのかわからないし気力もない。静かな部屋に響くのは自身の呼吸音のみ。
このまま一人で歳を取って誰にも気付かれずに死んでいくのかと考えると、孤独に押し潰されそうで涙がでる。もう寝てしまおうと床に転がると、突然鳴り響くチャイム音。
急いでドアを開けると、そこにいたのはかつての事件で知り合った少女達。
｢久し振りに来ちゃいました!相変わらず家の中綺麗ですねー。何かお宝は〜っと｣
｢あれ、何だか肌が荒れてますね。化粧品は成分で選びましょうよ、カガク的観点から見るのが1番です!｣
｢あーあ、はみちゃんも来たらよかったのに。『A様と真宵様の逢い引きを邪魔するだなんて私、私…!』だって。今日はそんなんじゃないのにねー｣
そんな三人の明るい姿を見ていると、涙は引っ込んでしまった。

｢その結婚、異議あり!｣→←精神を病んだ夢主ちゃんと