別々のクラスになってしまった※学パロ ページ33
真宵ちゃん
｢...見事に離れちゃったね｣
｢離れちゃったねー。まさか1組と6組とは...｣
手を繋ぎながらクラス表を何回も見返すAちゃんと真宵ちゃん。何度も何度も抱き合いながら｢休み時間遊びに来てね｣｢お昼一緒に食べようね｣と、まるで永遠の別れかのようにクラス編成を嘆き合う。
時間は流れ二学期の中盤、お互いのクラスについて喋りながらダラダラと帰宅する二人。もうメンバーには慣れたし、何だかんだ言っても楽しいという意見は一致したのだが｢｢でも同じクラスになれてたらもっと楽しかっただろうなー!｣｣という不満はやっぱり消えない。
｢来年は絶対同じクラスになろうね!｣と固く目線を交わし、また時間は流れ三年の始業式。
｢今年は、同じクラスになれるかな...｣
｢どうだろうね、なれてたらいいけど...｣
意を決して、バッとクラス表を見上げる二人。
｢｢〜っ!!｣｣
言葉にならない声をあげながら、二人は固く抱擁した。
冥ちゃん
｢狩魔さん全国模試二位なの!?すっごいねー...｣
冥ちゃんの結果表を覗き見し、感嘆の溜息を漏らすAちゃん。Aのことが記憶にないのか、彼女は｢どこの誰だか知らないけれど、人のものを勝手に盗み見るんじゃない!｣と一喝。
｢いいじゃん別に!それに、盗み見じゃないよ。覗いてたらちらっと見えちゃっただけで〜｣
｢それを盗み見というのよっ!｣
それ以来何となく話すようになった二人(大半はAのだる絡みによるものだが)。別々の中学校に通っていたのだが、会話の中でお互いに同じ高校を目指していることが判明する。
...そして合格発表は終わり、クラス編成の日。
(...いない、か。...って、何故私はAのことを考えているの!あんなの、他人も同然だというのに)
教室へと進む彼女に不意打ちで抱き着くA。
｢なっ、Aっ!?ちょっと、離しなさっ...!｣
｢うえーん、クラス離ればなれになっちゃったよ!折角友達になれたのに〜!!｣
｢...友達｣
そう呟いた彼女は満足げに微笑み｢これからいつでも会えるじゃない｣とAと腕を絡ませた。
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磯貝に食べられそうな金魚(プロフ) - 夜凪亜蓮さん» わわ、私の作品を読んで貰えるなんて嬉しすぎますっ!!夜凪さんの作品はほんと、魅力があっていつも楽しませてもらってます……！ (4時間前) (
レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
夜凪亜蓮(プロフ) - 磯貝に食べられそうな金魚さん» ありがとうございます···こちらこそ、いつも楽しく金魚さんの作品を読ませていただいてます! (5月9日 7時) (レス) id: 02b29be1a2 (このIDを非表示/違反報告)
磯貝に食べられそうな金魚(プロフ) - いつも作者様のヤンデレ短編に癒されてます…！ほんとその文才力が羨ましいです！ (5月8日 23時) (レス) @page46 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
夜凪亜蓮(プロフ) - 磯貝に食べられそうな金魚さん» ありがとうございます!逆裁キャラはゲーム上手い人少なそうな印象... (4月2日 8時) (レス) id: 02b29be1a2 (このIDを非表示/違反報告)
磯貝に食べられそうな金魚(プロフ) - ゲームしてる時の皆の反応が可愛いかったです…！もうとにかく可愛いで埋め尽くされました…… (4月1日 23時) (レス) id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜凪亜蓮 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2024年2月5日 17時
