司法に携わる彼らとの日常×2 (ページ32)

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狩魔検事
堅物だしゲームの知識ほぼなさそうだけど、しつこく誘ったらやってくれる。でもプレイするまでが本当に長い、徹底的に攻略法とか調べてからやるタイプ。特に怜侍と冥ちゃんが絡んでたりしたら死ぬほど本気出しそう。あの2人がいる手前失敗することなど許されない的な。本当にカルマの名に恥じぬ人。

はみちゃん
｢わあ、大きなお花ですね!あれ?夢主様、何故きのこが歩いているのですか?｣
プレイよりも背景の方が気になり、何でどうしてと周りの人に質問攻め。ゲームなんてあのお母さんが許してくれるはずもなさそうだし、初めて触れるものにおめめを輝かせる。というか、この子はゲームに慣れてきてもアイテム使えなさそう。
｢固い甲羅を真宵様や夢主様に投げるなんて、そんな!私、私...!｣と罪悪感に襲われる。

龍一
滅茶苦茶手加減してくれそう。夢主が苦戦してたらアイテムとか取りこぼしてくれるし、わざと甲羅にぶつかってくれる。少し彼の本気が見たくなり｢もし次私に勝ったら何でもしてあげる｣と挑発すると、本当にいいの?と返された。
｢...本当にいいのかって聞いただろ?約束は守ってもらうからな｣
本当に全く勝負にならない。本気出せばゲームめっちゃ強そう。どれだけアイテム使っても追いつけない。
それを哀れに思われたのか、彼のお願いは肩もみだった。

怜侍
絶対下手。すぐ混乱する。最終的にコントローラーをガチャガチャやるだけのやけくそプレイに振り切りそう。でも、コツを教えたらすぐ上達する。それこそ数週間後で夢主と対等に渡り合えるくらいに。
それを凄い凄いと褒めちぎっても｢別に、君の指導が良かっただけだ｣とすぐ謙遜する。もっと自信持ってほしい。

真宵ちゃん
｢私、強いよ?もうイチゴはもらったも同然だね｣
不敵な笑みを浮かべながらコントローラーを手に取る。元々、このゲームを使って対戦することになったきっかけは龍一が買ってきたイチゴケーキの取り合い。勿論どちらも譲る気などさらさらない。
先程宣言していた通り、彼女の腕前は中々だ。だが夢主も負ける訳にはいかず必死に食らいつく。
んで、そうこうしている内にいつのまにか事務所に来ていた怜侍がイチゴケーキ食べちゃったとかいうオチ。