司法に携わる彼らとの日常×2 (ページ31)

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一緒にあのカートゲームしようページ31

冥ちゃん
｢ちょっと、このっ...もう!!｣
彼女は不動の1位が崩れた途端混乱しまくるタイプ。パニックになってからは草むらに突っ込むわコースアウトするわひどい状態。
｢嘘っ、もう終わり!?私はまだゴールしきっていない!｣
などと不満は漏らしつつも結局は夢主が満足するまで付き合ってくれる。負けず嫌いなだけなのかもしれない。
どのカートを使えば効率が良いのか、アイテムを使うべきタイミングなど勝利の為の条件を考え始めハマったら可愛い。

政志
｢赤甲羅投げたやつ誰だよ!!｣
彼はゲームに感情的になってしまうタイプ。何かしら起こる度に絶望したり歓喜に天を仰いだり、喜怒哀楽が激しすぎていつまで見ていても飽きない。
プレイそっちのけでじっくり彼を眺めていると、｢おっ、もしかして惚れちゃった!?｣とウインクを決めるなどのファンサされる。
で、順位が落ちている事に気付いて慌ててコントローラーを握り締める。

綾里さん
｢あら？どうなって、ん？｣
口調は混乱しているが何故か一位をキープする、つまり運がいいタイプ。どれだけ腕に自信があったとしても絶対にこの人と賭けをしてはいけない、結局このゲームの勝敗はほぼほぼ運で決まるのだから。
｢あら、一位?何か勝っちゃった...そういえば、自分に勝ったらご褒美くれるって言ってたわよね｣
何か勝っちゃった何て適当なセリフで済ませてしまう彼女はやはり只者ではない。諦めてプリンでも買ってこよう。

茜ちゃん
｢よし、ここまでは想定の範囲内です!｣
頭の良い彼女は策士型。誰がどのタイミングでどのような行動をするのかを全て予測し、それに合わせて行動を計算しながらプレイする。
｢やった!一位ですよ、一位!｣
きゃあきゃあと歓声をあげながら、チラチラ夢主の顔ををうかがっている。褒めねば。

弓くん
｢あっ、おい!今に見てろよ!!｣
威勢だけはいいものの、正直言って弱い。この子はあまりゲームとかやったことなさそう、買ってくれる人もいなかったろうし。すぐに草むらに行ってしまったり必要のないところでアイテムを使ったり、まさに初心者そのもの。
｢くっ、この俺が負けっ...お、俺が勝つまで寝かさないからな!!｣
君に勝つことよりも、負けることのほうがよっぽど難しいと思うのだけれど。かといってわざと手を抜いても本気でやれと怒られてしまう。