五十三時間目 師団訪問の時間 ページ3
｢えっと?我々師団...ここか｣
我々師団に入団したとはいいつつもこれまで全く行く事はなかった。だが、飛行試験や諸々が一旦落ち着いた今、ついに今日初めて師団へ入る...
いざ!!
｢不眠症?｣
ガチャリと勢いよくドアを開けると、そこにいたのはショッピさんと知らない悪魔。誰だろう?
何か話している様子だが、迷惑だっただろうか。
｢あっ、すいませんお取り込み中!出直して...｣
｢いや、別にそこにいてくれて。それで、不眠症がどうしたんですか?｣
｢それで、不眠症が治らなくて...｣
｢なるほど...任せてください｣
頼もしくそう言い切ったショッピさんの姿はまさに先輩の鏡といえるだろう。
ホッとした表情の悪魔は嬉しそうに帰っていった。
｢さて...改めまして、久しぶりですね。Aさん｣
｢はい、お久しぶりです...来て直ぐで申し訳ないんですが、さっきの悪魔は?｣
｢ああ、我々師団は一応悪魔の悩み事を解決する活動も行ってるんです。さっきのは不眠症を治してほしいという悩み事相談ですね｣
｢へえ、そうなんですか｣
我々師団という団名からは活動内容が全く予測出来なかったが、そんな事をする師団だったのか。
とてもいい師団じゃないか。
(まあとはいうものの、自分では面倒くさいからやらないんですけどね。ここは1年生らに...いや)
何やらス魔ホをいじろうとしていたショッピさんはそれをポッケにしまってこちらに向き直った。
｢あの、Aさん。つかぬ事をお伺いしますが、1年生でどなたか睡眠に詳しい悪魔はいませんか?｣
｢えっ、睡眠に詳しい...あっ、1人いるかも...｣
｢良かったです。...よければ、案内ってできますかね｣
｢は、はい!私でよければ｣
私もこんな良い先輩の役に立てるようにと、早速案内をし始める。でも正直、先輩と二人きりなんて初めてだから緊張するな。
(よしっ、シャオロンらに頼まんでよかった!)
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桜苺(プロフ) - こんな神ってる小説見たことないですっ！！めちゃ面白いですし、キュンキュンします！無理せず更新頑張ってください！ (2022年10月16日 8時) (
レス) @page36 id: 824dea89d1 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年9月25日 8時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
グレント(プロフ) - 若菜さん» キュンキュンしていただけてありがたいです!続きはもう少しお待ちください... (2022年4月18日 6時) (レス) id: b8578ed69b (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年4月17日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 早く続きが見たいです。よろしくお願いします🙇 (2022年4月17日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グレント | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年1月23日 17時
