希望の幼馴染は塩対応【BTS】

eat jin _長男のオムライス4 ページ34

.
.

JN「はいメルト、あーん！」

「(白目)」



突然始まったジンオッパとのeat jin

ずーっと主導権はジンオッパにあり、ひたすらオムライスを突っ込んでくる。



「(交互に食べるの恥ずかしいんだけど)」



そう、ジンオッパはわたしに食べさせたあと、必ず一口自分で食べ、コメントに返事をしたりしながら、またわたしにあーんをしてくる。


正直いって恥ずかしい、
リアルタイムでコメントが流れているからだろうか



JN「ウリメルト〜はいあーん(にこにこ)」

「んん(もぐもぐ)」

JN「ヤー、可愛いな僕の妹は〜！ほら口についちゃってる」



そして時折わたしの口元を指で拭っては

その指を自分の口に持っていき、まるで味見するみたいに舐めるオッパ。



なんの公開処刑。



でもオッパは楽しそうだし、

何よりこれはわたしがリクエストした料理を、練習帰りのわたしのためにオッパが作ってくれたのだ。


ありがたく頂かねば。



「...(っ、///)」


肩が少し重なるくらい近いオッパとの距離。

そんな距離でご飯を食べさせられて、
にこにこ、ただ美味しそうに自分もオムライスを頬張るオッパはいつもの優しくて可愛い、ジンオッパ。


でも時折わたしの口元を撫でて、指を舐めるオッパの顔はセクシーで、毎日一緒にいたって照れる。


普段は温厚なオッパが、
恥ずかしがっているわたしに気づきながらも、ずっとarmyの前でご飯を与えてくる。




「(オッパ、今日どうしたんですか)」



ホソクか誰かに、なんならぐうだってテヒョンだっていいから、助けて欲しい。


いつも、大半のメンバーはこの時間くらいにリビングでダラダラしているというのに！


わたしの恥ずかしさとの格闘は、
オムライスを食べ終わる最後まで続いた。


.

eat jin _長男のオムライス5→←eat jin _長男のオムライス3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す