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心情 _独占欲の芽生え6 ページ47

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(TH side)



JK「ヌナ遅いから迎えに来ましたよ!」

ヒョンたち待ってるから行きましょう!


と、ヌナの首にその太くて重そうな腕を回していうジョングガ。苦しそうなヌナも可愛い。



TH「ていうかヌナ荷物ㅋㅋ」


俺に片腕を掴まれ、アイドルの男にもう片方の二の腕らへんを軽く掴まれ、背中にジョングガという重し攻撃を受けたヌナは、腕に抱えていた荷物をぶちまけた。


「ヤー」


珍しくヤーヤーいいながら荷物を整理するヌナの横にしゃがんで、肩をぴったりつけて手伝ってあげるジョングガ。

俺は反対側にぴったりしゃがみこんで、ヌナの首元の髪の毛をいじる。くすぐったいからやめてって言うヌナがやっぱり可愛い。


アイドル「、」


この距離感を複雑そうな顔で見るアイドルの男を、下からチラッと見やる。


TH「.....」

アイドル「っ、」



わかる?これは牽制だ。

無邪気な顔してヌナの背中に乗っかったジョングガも、肩をぴったりくっつけて、俺たちにとっては当たり前の、お前にはありえない距離感を、あえて見せつけているのだって全部わざと。


お前の付け入る隙なんてないんだと、俺たちは自然な流れでそれを見せつける。



そういうことを、俺たちは何度もしてきた。



TH「(ヌナは知らないけどね)」





俺たちのヌナに、手出そうとしてんじゃねえよ。








「恥ずかしいところをお見せしてすみませんでした」

アイドル「いえ、」

「では、これで失礼しますね」

アイドル「はい。あの、」

「?」


何こいつ、まだ引かないの?

俺とジョングガの目が合う。


アイドル「俺、Aさんのペンで、今日こうして共演してお話し出来て本当に嬉しかったです」

「そうだったんですね」

アイドル「これからも、応援してます」


最後に写真だけ撮ってもいいですか?と聞くそいつに


「それくらいなら」


と笑顔で答えてあげるヌナは優しい、好き。


アイドル「自撮りでもいいですか?」

「お任せします」

アイドル「わかりづらいんですけどカメラここです」

「はい(笑)」



JK「(いらいら)」

セルカで近くなる距離に、
腕の中にあるヌナの荷物を握り潰しそうなジョングガ。



アイドル「いきまーす」

「はーい」

アイドル「3、2、1っ(ちゅっ)」

「!!!」




JK「は?」



こいつ、ヌナの頬にキスしやがった。





TH「もう行きます」

もう我慢できそうになかった俺は、ヌナの腕を引いて駆け足にその場を去った。


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笹貝(プロフ) - 秋夜さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!速攻で直して来ました!違和感の中読ませてしまってすみません、以後気をつけます。また何か間違っていたり違和感があればご指摘頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました! (2019年11月27日 20時) (レス) id: 16adee083a (このIDを非表示/違反報告)
秋夜(プロフ) - いつも読んでます。ただ、、1つ言いたいのが、ナムジュンとホソクは同い年なのでヒョンにはならないですよ… (2019年11月27日 17時) (レス) id: 03ccaeb4a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹貝 | 作成日時:2019年11月23日 17時

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