心情 _独占欲の芽生え5 ページ46
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ｱｲﾄﾞﾙ「もう行かれるんですか？」
「はい、皆を待たせているので」
ｱｲﾄﾞﾙ「そうですか」
「今日はありがとうございました、そちらのグループのステージも素敵でした」
テヒョンがわたしを迎えに来てくれた。
正直とても助かったと思った。
わたしが楽屋に急いで戻っていた時に、さっき共演した、駆け出しだというアイドルグループに遭遇した。
日本語の話せないわたしは、もちろん彼らと意思疎通を図ることが出来ない。だから挨拶だけして楽屋に戻ろうとしていたのだが、まさか韓国語を話せる人がいたなんて。
ｱｲﾄﾞﾙ「meltさん、また日本に来た時は会えますか？」
わたしは、メンバーとマネオッパ以外の男性と絡みがない。男性でなくとも、わたしには友達と言える人はほとんどいない。業界の人とはある程度の距離で交流しているし、交流を深める時間がない。
そういう時間は、メンバーとの時間にするか、練習に費やしたい。
だからなのかな
経験不足からなのか、わたしはこういう相手への対応や時間が苦手である。
「えっと、また共演の機会があればもちろん」
ｱｲﾄﾞﾙ「連絡先は交換だめですか？」
TH「ヌナ早く〜」
テヒョンがイライラしているのがわかる。
さっきチラッと見えたジミナは、ホソク達のところに戻ったのだろうか。ジミナは顔と態度が攻撃的になってしまうから、ここに残ったのがテヒョンでよかった。
「ごめんねテヒョン」
TH「いひっ」
ありがとう、
の意を込めてテヒョンの頭をひとなでする
「すみません、連絡先はグループとしてであれば、マネオッパに聞いて頂ければと思います」
ｱｲﾄﾞﾙ「そう、ですか」
「お気持ちは嬉しいです。また共演した時は、よろしくお願いします」
ｱｲﾄﾞﾙ「はい」
「ではそろそろ失礼しますね」
TH『今日は ありがとうごじゃいました！いきます！さようなら』
テヒョンが我慢出来ず、日本語で挨拶をして、わたしの腕を引きながら歩きだそうとする。
わたしも頭を下げて歩きだそうとすると
ｱｲﾄﾞﾙ「Aさん！(ﾊﾟｼｯ)」
「え、」
腕を掴まれた。
ここまでする人は珍しく、温厚な顔つきを保てるテヒョンも、苛立ちが表立ってきた。
「本当にそろそろ時間なので、」
ｱｲﾄﾞﾙ「わかってるんですけど、」
その時、
JK「ヌーナッ！(どしん)」
「ぐえっ！、ぐう？」
TH「ジョングガ！(笑顔)」
救世主ぐうちゃんが、背中に飛びついてきた(重い)。
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笹貝(プロフ) - 秋夜さん» コメント、ご指摘ありがとうございます！速攻で直して来ました！違和感の中読ませてしまってすみません、以後気をつけます。また何か間違っていたり違和感があればご指摘頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました！ (2019年11月27日 20時) (
レス) id: 16adee083a (このIDを非表示/違反報告)
秋夜(プロフ) - いつも読んでます。ただ、、１つ言いたいのが、ナムジュンとホソクは同い年なのでヒョンにはならないですよ… (2019年11月27日 17時) (レス) id: 03ccaeb4a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹貝
| 作成日時：2019年11月23日 17時
