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日常 _俺だってあーん3 ページ38

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(JK side)




JK「はいヌナ、あーんしてください」

「もう本当に大丈夫だから」


TH「ジョングガのはいらないってさ、ほらヌナこっち向いて。あーん」

「いやわたし自分で食べたい」


YG「A、」(正面から差し出してくる)

「オッパまで」






嫌々、理解できないといったような顔で、ヌナは俺たちの差し出したご飯を食べていく。


こういう時だけひたすら頭のよくなるVヒョンが、たくさんヌナに食べさせられるよう、小さく分けて何回もあーんしようなんて言ってきたから、俺たちは少しずつ少しずつ、交代でヌナに餌付けをしている。




JK「ヌナこっち向いてください」

「んん、(あーん)」

JK「(ギュンッ!!)」



少し照れが残る顔で口を開けるヌナ、可愛すぎて持ってるフォークを俺は握りつぶしそうになった。



YG「ん、」

「はい、(もぐもぐ)」

シュガヒョンの差し出すキムチを食べるヌナ。



JK「(ヌナが食べてるキムチ、食べたい)」





俺たちはヌナにあーんをしたい訳ではない
(いや、したいけど)


あーんしてるヌナが可愛いからとか、
上目遣いになるヌナが可愛いからとか、
なんだかんだ食べてくれるヌナが可愛いからとか、


もちろんそれも大事な理由なんだけど()






俺たち全員が、突然こんな態度になったのは、あの放送で画面に映っていたヌナが、あまりにも俺たちの庇護欲を掻き立ててきたからだった。


わけも分からず、でもきっとヒョンの心遣いを考えたらあーんくらい我慢しようと考えていたヌナの、でも根底にある気恥しさが全面に出ていた顔は、思わず守ってあげたくなるような、男を誘うような顔に見えたのだ。


普段はしっかりしている、凛とした雰囲気の、たまに意地悪になるいいお姉さん。


そんなヌナの、最近は割とよくarmyの皆も目にするだろう可愛らしいギャップとは、また違った女っぽい顔が、俺たちにはキた。




後日、ジンヒョンが「僕ほんとにあの時危なかった」と言っていた。

ホソギヒョンがお疲れ様でしたと苦笑いしていたが、ヒョンはすごい。俺なら絶対チューしてる。舌入れちゃうかもしれない。画面越しだってあんなに可愛かったんだ。目の前にいたら俺は耐えられる自信がない。





だから俺たちは、間違いが起きないように、一人ではなく誰かとペアを組んで、ヌナを囲んで食べさせて、Aヌナの彼氏感を味わおうという協定を結んだ(真顔)

ホビヒョンは、たぶん保護者的な立ち位置なんだけどね。



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笹貝(プロフ) - 秋夜さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!速攻で直して来ました!違和感の中読ませてしまってすみません、以後気をつけます。また何か間違っていたり違和感があればご指摘頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました! (2019年11月27日 20時) (レス) id: 16adee083a (このIDを非表示/違反報告)
秋夜(プロフ) - いつも読んでます。ただ、、1つ言いたいのが、ナムジュンとホソクは同い年なのでヒョンにはならないですよ… (2019年11月27日 17時) (レス) id: 03ccaeb4a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹貝 | 作成日時:2019年11月23日 17時

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