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番外編1−1 僕とアイツ ページ25

中等部一年、初めはたまたま席が隣なって、読んでた本が気になって声をかけただけだった




「なに…」




「それ、何の本?」




「…魔法心理学…だけど…」




中等部じゃ絶対に習わない上に、高等部でもその分野で研究しない限り絶対に習わないような内容




(こんなザコでも分かるのか?)




「分かるのか?それ」




「一応…専門書、家に色々あった…から」




そこからたまに話しかける様になった




最初はたまたま席が隣になっただけのヤツへの気まぐれとあんな本を読んでたってだけの興味




けど、Aの隣に居るときは落ち着いた




気づけばいつも一緒にいた




_____

「お前いつもマドル家の長女といるな」




「だったらなんだよ」




マイロ・ジェーニアス、A以外に僕と話す奴はコイツくらい




“神童”なんて言われる、周りのザコなんかよりはまだいい奴だ




「えらく気に入ってるんだな」




「そんな訳ないだろ」




「お前が“ザコ”って呼ばない奴を気に入ってない訳ない」




自分のことでも言ってるのか?




コイツ、たまに調子にのるようなこと言うからまたシメるか




でもAは他のザコなんかよりも賢いのは確か




実技はまだわからない




「…」




「無言やめろ」




「マイロ、Aと話したことあるのかよ」




「確か小さい頃にマドル家に行ったことがあって、その時に一回だけならあるけど」




何故かムカついたから軽く腕を切る




「イッタ!…聞いといて切るな!」




「お前が悪い」




なぜ腕を切ったのか、分からなかった




ただ、苛立ちがあった




_____

作者)カルパッチョくんサイドの番外編。続く。細かいことは気にするな。どうしても書きたくなったんだ。マイロくんってレアン寮だし、たぶん貴族だよね。Aちゃんと会ってたらいいなーって言う妄想。しかし、本編とは何にも関係ない。2人の会話は、ただ私がマイロくんとカルパッチョくんが話してるのを見たかっただけでもある。意外と合いそうな気がした。

番外編1−2 僕と特別→←21話 3人とフクロウ小屋



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sbt@2008-1027(プロフ) - いいですよね病み…カルパッチョにヤンデレの素質(?)を見出してしまった…! (3月24日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - やっぱり病みって最高ですね。テンション上がってきました。fooooooooooo! (3月24日 22時) (レス) @page28 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - あやなみ。さん» 応援ありがとございます!ボードのお誘いは嬉しいですが、データ管理上できません…すみません…コメントなら返せますので応援お願いします! (3月13日 20時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - sbt@2008-1027さん» こんにいは!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月13日 20時) (レス) id: 17838861ce (このIDを非表示/違反報告)
sbt@2008-1027(プロフ) - 柏餅さん» オーター兄様が神覚者です。確認しました。普通に打ち間違えです!ご指摘ありがとうございます! (3月3日 22時) (レス) id: 7ff5694f0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sbt@2008-1027 | 作成日時:2024年2月26日 20時

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