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練習が終わった後のランニング。
日常の一環として当たり前にやること。
いきなりだけど、寮から然程遠くもない場所に行き着けの食堂がある。
中年夫婦が営んでる食堂は、鹿島の誰もが必ず食べたことのある馴染みの味。
その食堂の娘さんが自転車を押して歩いて行く後ろ姿を遠目で発見した。
「Aさん」
『あ、柴崎さん？』
砂利道でもない真っ直ぐな道。
普段白い三角巾を頭に付け食堂で働いているAさんとは、どこ雰囲気が違って恥ずかしい気持ちになる。
「乗らないんですか？自転車」
『うん。なんかもったいなくて』
「なにがです？」
『こんなに夕陽がキレイなのに』
「はい、」
『颯爽と帰るのはもったいないでしょ？』
発想が俺とはまるで違う。
女性らしく知的なその艶やかな発想。
やっぱり歳上の女は良いよ。
と、誰かに言われた記憶が蘇る。
『そういえば柴崎さん走ってたんじゃ』
「やめました」
『それって良いの？笑』
「たまには気分も変えないと」
耳に髪をかける仕草に心臓が潰される感覚。
まだこの時間を過ごしていたいと思った。
今この瞬間を逃したら勿体ない。
(って、なに考えてんだろ)
ふと左手の薬指から消えた指輪に気付く。
『もしかして気付かれちゃった？』
「あ、ぃゃ、すみません」
『柴崎さんは視野が広いなぁ〜さすが！笑』
笑って誤魔化すのは、やめてほしい。
『今日の夜海にでも捨てにいこうかな』
「今日、ですか」
『環境汚染を増殖させちゃうか笑』
「いや。いいんじゃないですかね」
『そう？』
「はい。そういう、の、大事ですよ」
『一人は寂しいから友達誘おうかな笑』
このスピードで歩いてAさんを家まで送るのに20分。そこから寮まで走って5分。シャワーを浴びるのに10分。晩飯に20分。怪しまれない様に行動して、なんやかんや準備したとして―――。
「付添人は、決まってますか？」
『付添人？』
言葉の選択を間違えたか。
いや、照れ臭くて言葉も選べない心境。
「海に、です」
『あー全然決まってないよ。言いにくいし笑』
「車必要ですよね」
『そうだね』
「女同士は危ないですよね」
『危ないの？笑』
「物騒な世の中ですから」
『そっか笑』
「安全面で体力がある人も必須」
『柴崎さんおちょくってる？笑』
隣で楽しそうに笑うAさんに、質問です。
「俺じゃ、だめですか」
初夏の夕暮れ。
近付く夏の匂いと共に、二人の距離も近付けと切に願った。
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春江(プロフ) - 私も岳くんとドライブしたい!!手を繋ぎたい!!(笑)好きな人には勝ち試合見てもらいたいよね〜。私は娘に『お母さんに勝つところ見せたかった』と中学最後の試合の後言われた時は泣きました(ToT)負けても格好良かった!!まさに彼女が岳くんに言ったことと同じでした。 (2015年8月2日 8時) (携帯から) (
レス) id: d30826829b (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 春江さん» 春江様♪私もあの若さでキャプテンを背負う岳君を尊敬しております。プラチナ世代には度肝抜かれっぱなしです(笑)次期キャプテンですか…誰だろ。私的にも麻也君になるのかな〜って予想してます(*^^*)金棒…笑っちゃうんですけど！仲良しすぎますね( ´∀｀)笑 (2015年7月19日 4時) (レス) id: d72edb5ba5 (このIDを非表示/違反報告)
春江(プロフ) - 岳くんあの若さでキャプテン…って凄いな〜といつも思ってます。回りが見える人じゃないと…なかなかですよ。代表のキャプテンは長谷部さんから次は誰になるのでしょうね(*^^*)麻也くん当たり??麻也くんの金棒に篤人くん??(RESTART番組より)(笑) (2015年7月17日 16時) (携帯から) (レス) id: d30826829b (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 春江さん» 春江様♪こんばんは(*^^*)年上に恋しちゃう岳君です！まったり頑張ります( ☆∀☆) (2015年7月13日 19時) (レス) id: d72edb5ba5 (このIDを非表示/違反報告)
春江(プロフ) - おはようございます♪朝から岳くーん(´艸｀)続き楽しみにしてます♪ (2015年7月13日 8時) (携帯から) (レス) id: d30826829b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふー | 作成日時：2015年7月4日 17時
