平凡な日常なんて最初から知りません。

非日常86 ページ3

〜さとみsaid

るぅとくんが俺の目の前で、

1時間前に上がった俺の動画を見始めた。

恥ずかしくて止めようとしたのだが、

Aもそっちに行ってしまったので2人して腹黒だと思って嘆いていたが、あることを思い出した。


な「さとみくんwwwどんまいwwwwww」


ほんとですよ、慰めてください

って言いたいところだが、


さ「大丈夫っすなーくん。俺には秘策が。(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆」

な「お、おう？ww」


大丈夫か？wみたいな顔をされるので親指を立てておく。


説明しよう！！(唐突)

俺、桃季智海は、兎山瑠音ことるぅとの、秘蔵録音を持っているのだ！！←

るぅとくんは結構俺に頼ってくれてる。

たまたまこの前撮ったオリジナル曲の、

メンバーが音程とかを練習するための

るぅとくん1人で歌ってるバージョン(実在するらしい)を

携帯の中に入れっぱなしだったことに気づいたのだ！！

よって俺が今これを流せば、るぅとは音源を止めてほしさに俺の動画の再生をやめるだろう！！！


ポチッとな。


｢｢はーなーびーがーよをーてらーしたぁー｣｣


その瞬間、るぅとくんの顔が青くなっていくのが見えた。www

そりゃそうだ、これは自分でも適当に歌ったと言ってたやつで、いつものより気が抜けていた。


る「あああああああまってさとみくんそれだけはだめ許さない！！！！！」

さ「ひぃっwwwwwwおなかいたいwwwwww」


隣でなーくんがなるほど、と笑いながら頷いている。


Aはきょとんとした顔でこちらを見ている。

うぐっ、かわいい。

実に可愛い。


が、俺の動画はるぅとくんが止めたみたいで、もう流れてはいない。

仕方なくるぅとくんの音源も止めてあげる。


る「さとみくん？(＾ω＾)」


あ、まってこれやばいやつ

俺は咄嗟に逃げようとするが、壁に当たってしまう。


る「さとみくん？覚悟は出来てるんですよね？(＾ω＾)」

さ「ちょ、ま、るぅとくん、え！？まってそれどこから出したのビール瓶！！！どこに隠し持ってtああああそれしまって！！！すいませんでした！！！まじですいませんでしたああああああ！！！」


なーくんとAが笑ってるのを横目に、

俺はるぅとくんに追い詰められて血の気が引くのがわかった。


さ「ああぁああああああ！！！！！！」




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

えwww
次ー、お買い物に行きますよお！

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