【第5人格】悪夢を見る者 (ページ9)

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夕食ページ9

翌日の夜、私は悪夢の世界から出て夕食を取りに広間へ向かった

着いた時にはもう既に何人か食べている者がいた

とりあえず空いている席に座って夕食を食べ始めた

すると庭師と医師が来て挨拶をしてくれた

庭「おはようなの！あれ？夜だからおはようじゃない？わからないなの！」

医「いいんじゃない？おはようで」ｸｽｸｽ

『……おはよう』

2人は私の隣に座って同じように夕食を食べ始めた

医「その様子だと寝れてないみたいね…。もし良かったら私が睡眠薬を調合するけど大丈夫？」

『お気遣いありがとう…。でも大丈夫だ…。こんなの慣れてる…。』

すると後ろから何者かにつつかれた

振り返るとヘルメットを被った男性と褐色肌の女性が立っていた

『…えっと……何か？』

呪「今日お前と試合を一緒にする呪術師のパトリシア・ドーヴァルだ。1度挨拶をしておこうと思ってな。」

探「探鉱者のノートン・キャンベルだ。よろしく。」

呪「今回はお前の初試合だから全力でサポートする。だから気楽に行け。」

『えっと……徘徊者のA…。こちらこそよろしく…。』

そう言うと探鉱者と呪術師は去っていったが、その際に振り向きざまに呪術師がこう言った

呪「あともう1人納棺師のイソップ・カールっていう奴が参加するぞ。」

すると医師と庭師が

医「あまり本人が居ない状態で言うのも良くないけど、彼は社交恐怖で…。人と話すのが苦手なの。だけど気を悪くしないでちょうだい。いい人だから。」

庭「エマも凄く助けてもらってるなの！だからあまり緊張しないで行くなの！」

そう話してくれた

『……わかった…。とりあえず勝てるように頑張る…。』

夕食を食べ終え、私は初試合をするべく待機室に向かった