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ちゅんちゅん
鳥のさえずりで目を覚ましたレオナは横に誰も寝ていないことを確認して盛大にため息をついた
やらかした
昨夜の自分の奇行を思い出し穴があったら入りたいと心の底から思った
レオナは自分の価値を正しく理解してる男であった
鎖国国家の女王が自分を婚約者に望んでると聞いた時に真っ先に容姿で選ばれたのだろうと思った
見目の良さは自分でも理解しているしご令嬢にそうした意味で誘われることも多くあった
王族や貴族は普段の職務の負担の反動からかそういう方面に奔放な者も多い
女王もそれを求めていると思ったし貿易権を得た以上期待以上の接待をしなくてはならない
捨てられとはいえ自国の顔に泥を塗る用な真似はできない
レオナは女王が"どちら"を求められても対応出来るように念入りに準備して女王の寝室に向かった
レオナに経験は無い
閨教育を受ける機会はありはしたが王になれないのに子孫を残す気にも慣れずのらりくらりとかわしてきた
閨教育をサボったことを初めて後悔した
訪れた女王の寝室は静かで女王自身もレオナが訪ねてきたことに首を傾げていたからそういう雰囲気は流れてなかった
後に引けず部屋に入り女王のベッドの前まで来たものの何をしていいか分からず固まってしまった
女王もレオナが何をしにきたか分からずただレオナの言葉を待つだけであった
王の間や食事会の時よりもラフなネグリジェ姿の女王
レオナを見つめる瞳に熱はなかったが目をそらすことなく逃がさないというような目に見えた
レオナもレオナで女王の色気に困惑していたのであるだから
"はじめてなので、やさしくしてくださいね？"
あんなことを言ってしまったのである
間違いなく人生で一番後悔している発言だ
なんであんなこと言った？15の男が何を生娘のようなことを言って引かれるだけだろうに
しかし女王は引くことも気持ち悪がることもなくそんなことはしなくていいとはっきりと言った
そういう目的で婚約者に選ばれたのではないと安堵する反面自惚れていた自分に恥ずかしくなった
女王はただ慈しむように疲れた子供を癒すように頭を撫でるだけだった
｢レオナ様、食事の準備が出来ました。陛下がお待ちです｣
レオナ｢・・今行く、｣
どんな顔をして会えばいいのか…
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あう - お願いします！どうか番外編的な感じでレオナが嫉妬する話とか書いてください！お願いします!!!! (2月3日 10時) (
レス) @page50 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああめちゃすきあいああああああああ (1月28日 21時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - レオナさんがメス堕ちか、、、うん、良いな。イケる（） (12月27日 1時) (レス) @page40 id: 89604d43a6 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - コレ何度も読めるわ。レオナかわゆすぎる⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝続きを希望します!! (11月11日 20時) (レス) id: 5462ca3594 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 歴史は繰り返すと言うことですなwww しばらくは落ち込むのだろうかレオナは:(´◦ω◦｀): (8月27日 20時) (レス) @page33 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2023年7月6日 21時
