5 ページ7
・
『ここがレオナの部屋ね』
レオナ｢う...…ん……？｣
Aに抱えられとろとろにされたレオナは自分の部屋に連れ込まれたことも気づかずにぽわぽわしてる
レオナの頭の中は今愛しい人に抱きしめられているという事実で頭がいっぱいなのだ
どうしてここにいるのだろう？多忙のはずなのにどうして？
ゆっくりとベッドに下ろされ頭を撫でられればそんな疑問は頭の隅に飛んでいく
ゴロゴロと喉を鳴らしAの手に頭を擦り付けるレオナ
Aはそんなレオナを愛おしげに見つめながら部屋を見渡す
整頓された綺麗な部屋だ
『ふふっ、レオナはここで生活してるのね。綺麗でいい所じゃない』
Aはレオナの学校生活が垣間見え嬉しそうに笑っている
逆にレオナはぎくりと体を強ばらせる
確かに部屋は綺麗だがこれはレオナがしてる事ではなく後輩のラギーにやらせている事だ
レオナはAの前ではお行儀よくしているのだ
猫かぶっている訳では無いのだが完璧なAの前では自分も完璧であろうと背伸びしてしまうのだ
レオナ｢あの…A様はどうしてここに？｣
話を逸らしつつずっと聞きたかったことを聞くレオナ
Aは今まで学園が外部解放される時に来たことはないはずだ
『ん？マジフト大会を見に来たんだよ』
レオナ｢でも、今まで一度も………｣
見に来たことないのにと続く前にAが首を傾げた
『うん？毎年見に来てたでしょう？』
レオナ｢え……？｣
二人して首を傾げる
レオナは毎年Aのいない来賓席を見つめていた
空っぽの席を見て俺には興味が無いんだとやるせなさを胸に抱えていたのに
『ああ、来賓としてきたのが初めてだからかな？今年はチェカに誘われたからね。いつもは変装して見に来てるんだよ。公務をほったらかしてきてるからねうるさい奴がいるんだ』
言いたいことは色々あるが公務を放ってわざわざ変装までして毎年見に来ていたという事実にレオナの口はによによと緩んでしまう
レオナ｢あの、Aさま……さっきの……もっと、｣
Aの裾を掴み恐る恐る見上げる
人目があったのでねだれなかったが今は二人きり
『可愛い人』
二人きりの世界でキスの雨が降り注ぐ
ちなみにサバナクローは風通しがいい場所なので耳のいい寮生は顔を真っ赤にして前かがみになったとか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あう - お願いします！どうか番外編的な感じでレオナが嫉妬する話とか書いてください！お願いします!!!! (2月3日 10時) (
レス) @page50 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああめちゃすきあいああああああああ (1月28日 21時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - レオナさんがメス堕ちか、、、うん、良いな。イケる（） (12月27日 1時) (レス) @page40 id: 89604d43a6 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - コレ何度も読めるわ。レオナかわゆすぎる⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝続きを希望します!! (11月11日 20時) (レス) id: 5462ca3594 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 歴史は繰り返すと言うことですなwww しばらくは落ち込むのだろうかレオナは:(´◦ω◦｀): (8月27日 20時) (レス) @page33 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花
| 作成日時：2023年7月6日 21時
