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ファレナ｢・・大臣報告と違うが｣
｢そ、それは、まさかダリア殿がそのような事を仰ったとはしらず｣
どうやらファレナには少し女王の機嫌を損ねたくらいにしか報告されていなかったらしい
大臣は慌てて知らぬ存ぜぬと言い訳を繰り返す
『まあ、あの時あの男以外にも使者や護衛はいたはずなのに誰一人として王に報告はしなかったの？
にっこりと笑う情報に大臣は冷や汗をかく
ダリア達は大臣の手の者だった。あわよくば女王との婚約をすげ替え自身に利益をもたらそうとしていたのだから
『きっと貴方の国の親切な臣下は嘘をつかないから一人一人に聞いていきましょうか？貴方の目と耳は不用品かって？』
王族を騙したとなれば良くて爵位剥奪悪くて極刑である
｢ふぁ、ファレナ様！先程から女王陛下の発言は些か度が過ぎるのでは、我が国の民を蔑むような発言が！この件も何か行き違いがあったようですし、一度話を持ち帰って｣
今度は王を味方につけこの場を逃れるつもりらしい
ファレナ｢・・大臣出ていってくれ｣
｢え、｣
ファレナ｢君がいては話が進まない。退室してくれ｣
流石に王の命令となれば逆らえずに大臣は退室した
和やかな食事会の空気ではなくなった場所はしんと静寂に包み込まれる
女王は気にした素振りは見せないがレオナはちらちらと女王やファレナを見ている
今までレオナとファレナの会話には必ず侍従がいた。それはレオナがファレナの命を狙っているなどという馬鹿げた噂を出回らないようにするためであったがいつもファレナの味方の臣下とレオナ一人という場であった
だから自分の味方の女王がいて尚且つ臣下や侍従の人払いが済まされた場で兄がなんというのか気になったのだ
レオナ｢兄・・｣
ファレナ｢どうして言ってくれなかったんだ｣
え、とか細い声は続くファレナの声にかき消された
ファレナ｢お前が言ってくれえすればすぐに処分を下せた。どうして我慢するんだ？｣
ファレナからすれば弟を案じての言葉なのかもしれないがこれはお前が言わなかったのが悪いと言っている様なものだ
そういえば幼い頃にした兄との二人の会話はこういう悪気のない暴力だったと期待していた心をぎゅっと押し込める
『傲慢ね』
優しくレオナを責める空気は女王の一言により変わった
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あう - お願いします！どうか番外編的な感じでレオナが嫉妬する話とか書いてください！お願いします!!!! (2月3日 10時) (
レス) @page50 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああめちゃすきあいああああああああ (1月28日 21時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - レオナさんがメス堕ちか、、、うん、良いな。イケる（） (12月27日 1時) (レス) @page40 id: 89604d43a6 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - コレ何度も読めるわ。レオナかわゆすぎる⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝続きを希望します!! (11月11日 20時) (レス) id: 5462ca3594 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 歴史は繰り返すと言うことですなwww しばらくは落ち込むのだろうかレオナは:(´◦ω◦｀): (8月27日 20時) (レス) @page33 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2023年7月6日 21時
