【ツイステ】私は小エビじゃねぇぇぇぇ！

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私には番がいる




陸の言い方だと恋人？婚約者？旦那様？配偶者？




よく分からないけど恋をした相手と結ばれたと言うこと





私の番はここら辺の海じゃ知らない者は居ないほど強くて恐れられてるウツボの人魚



双子の片割れとタコの人魚とよく一緒にいる。その中に私もいた所謂幼なじみというやつだ



子供の頃からずっと一緒にいて好きになるのは自然な事だった




ウツボの人魚・・・フロイドは気まぐれで飽き性だった



告白した時も

いいよォ〜飽きたらごめんねぇ〜

だった


普通の男ならぶん殴られてるとこだったがなんせこの男顔がいい



フロイドに恋してた私はそれに喜んで毎日フロイドの元へ通った



顔を見ては好きだと伝えベタベタとまとわりついた



最初のうちはAは俺の事好きだねぇと返してくれていたがそれも最初だけ



デートのドタキャンは当たり前


一緒にいても退屈そう


果ては陸の学校へ行くということをその日まで伝えて貰えなかった




もちろん海と陸では会いに行くのにも時間はかかるし当然一緒の学校へ行けると思っていたわたしはフロイドに詰め寄ったが





うっぜ、俺束縛されんの嫌いなんだよね



その日はショックのあまり泣いた


目を腫らしてフロイドが陸へ行く時見送りにも行けなかった






それでもフロイドは気にしてないようでしばらくすると手紙が届いた



内容はなんてことない普段の出来事



フロイドからの初めての手紙に浮かれた私はすぐに返事を書いた




返事は翌日に来たり数ヶ月後に来たりとまちまちだったが二年にあがるまで続いていた





そして二年にあがってしばらくして届いた手紙に衝撃を受けることになる








"小エビちゃんがモストロでバイト始めた〜。後、アズールがオーバーブロットした"



















『え、私異世界転生してね？？？』

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