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あ、呪術界ってクソだな
これに気づいたのが私が四歳の頃術式に目覚めた時だ
私が生まれたのは呪術界で御三家の次くらいに権力を持つ家
頭の上からつま先まで腐りきってる隙あらばほかの家を貶めようとするそんな家だ
そんな家の長女として生まれれば扱いはまあ、お察しで
まずなんで女に生まれたんだと罵倒される
こういう時他の家なら母親も責められたりするのだが母親はかなりのご令嬢だったらしく責められることも無くむしろ私を責めてきた
わがままで無茶ぶりばかりする母親
そして同じく私を馬鹿にする父親
私の存在すら認めない祖父
こんな家に生まれてグレないとかある？ねーよ
佐藤「お、お嬢様。大丈夫ですか？」
『ん、大丈夫。佐藤さんは下がってて』
あ、唯一いた私の味方
この美人さんは私の世話係の佐藤さんだ
唯一私に優しくしてくれてご飯が出されない時はこっそりパン持ってきてくれるし任務終わりにはいつもグミをくれる
佐藤さんのおかげで唯一食べれるお菓子なので私はグミが大好きになった
目の前の一級呪霊を体を透過、つまり透明化させてなぎ倒す
これが私の術式だ
大した術式じゃないと散々言われたが体術を極めることでかなり使い勝手のいいものになった
私の階級は四級
一級は祓えるが家が階級をあげるのを邪魔してるらしい
家の恥だのなんだ言うくせに四級止まりにさせてるのは単に嫌がらせだろう
私は呪霊に抉られた横腹を抑えながら佐藤さんの元へ行く
佐藤「お嬢様…」
『これくらい大丈夫。それより明日から高専だ、予定通りやるよ』
佐藤「お嬢様、本当にされるのですか？お嬢様には……」
『やるよ。悪役令嬢ってやつ、佐藤さんが小説貸してくれたじゃんか。あの通りやって断罪イベントで見事呪術界から追放！』
にっと笑いながら傷の手当をするA
佐藤「(悪役令嬢になろうとして愛されになるのが最近の主流だけど)かしこまりました！｣
ここから私の悪女人生のスタートだ！
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おこげ - 佐藤さんととうじのコンビ好き (3月29日 20時) (
レス) @page22 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
、、、 - 佐藤さんが推しになりそうです (1月31日 15時) (レス) @page26 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるんず(プロフ) - 最後の 続きは玉犬が食べました。 はとても面白かった！ (10月7日 7時) (レス) @page27 id: 2f47e6bea6 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！佐藤さん……元は男だったのか？！とても楽しく読ませて貰いました！ (2021年11月10日 19時) (レス) @page27 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 佐藤さん転生者だったのか……！ (2021年11月10日 1時) (レス) @page27 id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年10月16日 2時
