2. ページ3
・
五条「あ？何こいつ雑魚じゃん」
悪女は初対面は最悪でいこう！と意気込んで来てみればなんか既に嫌われてる
この白い髪の人は誰だろうか。いきなり不躾にも程があるがまあ、最初から嫌ってくれてるなら話が早い
『私に話しかけないで貰えますか？』
五条「あ"？」
夏油「五条くん初対面の人にそれはダメだよ。よろしくねえっと、四季折さん？」
今度は後ろから前髪が特徴的な男子が出てきた
同期は私を含む四人と聞いていたのでその1人だろう
まともそうに見えるが初対面じゃなくても雑魚はダメだからな
『特に仲良くするつもりは無いので結構です』
夏油「・・・そう、残念だよ」
前髪さんは笑顔のままそう答えた
あ、これ嫌われたなよし
今の2人が同期ということはあと一人いるはずだ
私は二人を避けて教室に入ると黒髪の美少女がこちらを見て楽しそうに笑っていた
家入「男ども撃沈じゃんウケる」
女子だ……
どうしよう、女子に酷いことを言うのははばかられる
そもそも同級の女子とか話したことないし、男は偉そうなやつばっかだから憎まれ口叩くのもスムーズにいけるけどでも、
家入「家入硝子よろしくね」
差し出された手をとることなく会釈だけする
『どうも』
家入「あはは、シンプル」
この人はドライな正確なのだろうか。なるべく冷たくしたつもりだがあまり効果はなかったみたいだ
まあ、どうでもいい。
なるべく早く嫌われて私をこの世界から追放して欲しい
白髪の男は私をじっと睨みつけた
私はその視線に気付かないふりをして入学説明を聞いた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
五条悟、夏油傑、家入硝子
これが私の同期の名前
揃いも揃って粒ぞろい
何百年生まれなかった天才に一般出身ながらも稀有な術式の持ち主、そして他人にも施せる反転術式
黄金の世代と呼ばれるほど素晴らしい同期である
"私以外は"
あの白髪さんが五条悟らしく同期で唯一仲良くない私を明らかに嫌っているようだった
ありがたい今後もぜひ嫌い続けて欲しい
私が教室にはいる度睨んでくるし
任務終わりもわざわざ待ち伏せて"雑魚だからこんな時間かかるんだよ"と悪口をいってくる
完璧だ
完璧に嫌われている
追い出されるのも時間の問題だな
呪術界から追放されたあとは海外にでも逃げてゆっくり生きよう
佐藤さんも一緒に来てくれるかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 841人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おこげ - 佐藤さんととうじのコンビ好き (3月29日 20時) (
レス) @page22 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
、、、 - 佐藤さんが推しになりそうです (1月31日 15時) (レス) @page26 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるんず(プロフ) - 最後の 続きは玉犬が食べました。 はとても面白かった！ (10月7日 7時) (レス) @page27 id: 2f47e6bea6 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！佐藤さん……元は男だったのか？！とても楽しく読ませて貰いました！ (2021年11月10日 19時) (レス) @page27 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 佐藤さん転生者だったのか……！ (2021年11月10日 1時) (レス) @page27 id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花
| 作成日時：2021年10月16日 2時
