今日も恋人と喧嘩する【ツイステ】

喧嘩日和22 ページ24

ノア「いい加減にしてください」

ラギ「最近二人喧嘩しすぎっす。」


「「仲直りするまでここからでないでください/っす」」



バタン



『・・久々だねこの部屋』


真っ白の何も無い部屋。二人は見覚えのある部屋にはぁとため息をつく



イグニハイド寮の二年のユニーク魔法だ




レオ「ラギーとノアの仕業か」


『最近喧嘩しすぎだからってさ、確かに一年怯えてたしジャックに悪いことしたな』



Aの声にぴくりと反応する



レオ「なんでそこでジャックがでてくるんだ？あいつは関係ねぇだろ」



あからさまに不機嫌になるレオナ



『何怒ってんの？マジフト場で喧嘩してジャックが止めてくれたんじゃん』



レオナが嫉妬してることなど一目瞭然なのだがこと恋愛に関しては鈍感なAはそれに気づくはずもなくいつも通り喧嘩が始まる



レオ「大体てめぇはいつも男にヘラヘラしやがって、媚び売ってんじゃねぇよ」


『はあ？媚びなんか売ってないわよ。あんたこそいい加減ラギーに世話してもらうのやめたら？』



このままいつも通り喧嘩が始まるはずだった



レオ〈しょうがねぇだろ。俺の話題なんか出さねぇくせにあいつらばっかり〉




『・・え、まさか、嫉妬？』




レオ「！？」



レオナら慌てて口を抑える。まさか言葉に出てたのかと混乱している



『へ、へえ、まあ、当然よね。普段お高いライオン様が私に嫉妬なんていい気味ね』



〈う、うそ！嫉妬してくれたの？やばい、嬉しすぎる。嫉妬するレオナとか可愛すぎるんだけど！！〉



レオ「・・は///？」

『・・・え？』



二人の間に沈黙が走る



『・・え、まさか聞こえてる？』

レオ「お前もか…？」



そう言えばいつもこの部屋の壁には指示があるのにそれがない二人は恐る恐る壁をみるとそこには




"本音がわかる部屋"




『「っっ！？」』



恐らく話せば話すほど本音が分かるのだろう。こう見えてもこの二人の頭の回転の速さは学年トップだ


瞬時に理解し二人とも沈黙する





『(ねぇ。これどうすれば出られんの？)』


レオ「(知るかよ。条件提示されてねぇからな)」




喋らずにアイコンタクトで話す二人



ピコン


ノアヒント、恋人らしいことすればでられるかも?




Aのスマホに通知がなった。Aはくいくいとレオナの裾を引っ張り画面を見せる





レオ「恋人らしいこと…」


『な、何すればいいんだろうね』

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