【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

嫉妬 ページ28

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夏油「あとさもう一個聞きたいことがあるんだけど」


夏油の天然タラシをまともに直撃してしばらく悶えていたら夏油も落ち着いたのかさっきより声が穏やかだ



『うん。なに？』



夏油「名前では呼んでくれないの？」



じっとこちらを見ながら少し恥ずかしそうにする夏油


・・あ、そういえば寄り戻したから呼び方も戻すとか言ったじゃん



『ごめんすっかり忘れてた。ていうよりなんだろ前まではさ恋人同士であることに必死だった気がするけど今はなんだろ自然でいられるから……うん。夏油といるとやっぱ落ち着く』



傑って呼ぶのは特別感があるとか思ってドキドキしてたけど今はなんか呼び方とかは気にしてなくてただ夏油といることが楽しいから




夏油「〜〜ｯｯ///、う、うん。そっか、全然いいんだ、私もAといる時が自然体でいられるから」



自然体か？めっちゃくちゃ顔赤いぞ？



ぬいぐるみそろそろ潰れそうだな。……なんか元カレに貰ったって隠してるの申し訳なくなってきた



夏油ってそういうの気にするのかな。まあ、私の私物？集めてたくらいだから物には執着あるだろうし捨てろとか言われるかも？


触り心地気に入ってるから捨てたくはないんだけど




『・・夏油それね。あー、そのぬいぐるみさ元カレに貰ったやつで』



あー、これわざわざ言わなくても良かったかな？でもなんか後ろめたいし



夏油気にしないでくれ！もしくは嫌ってはっきり言ってくれ！




夏油「・・・・・・・・・・・・・・・・そう」




あーーーー！！！めっちゃくちゃ気にしてるのに我慢してる！！！！！




『な、なんかごめんね？あの、あれだったら捨てるしあ、もちろん元彼に未練なんてないよ？』





夏油はぬいぐるみをいっそう強く抱きしめながら首を振る




夏油「ううん。貰った相手が・・・・元カレなのはたしかに嫌だけどでもこれは君のものだし君が大切にしてるものならなんでも愛しいから。あと・・・・・元カレに未練がないのは身をもって知ってるから」




あらら、だんだんと声がちっちゃくなっちゃった




『なんか意外。元彼に関わるもの全部捨てて！とか言うかと思った』



夏油「・・・束縛したい訳じゃないから嫉妬しないわけじゃないけど、それも全部君の思い出だし元カレとはいえ君が一度は・・・・・・・・・愛した人だから」



『ふっは、めっちゃくちゃ嫌そうな顔してるし牽制しまくってたの誰だよ』



夏油「それはそれこれはこれ」

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