【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

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泣いてる夏油を私の家に連れてきた


ここに来るまでにご近所さんに合わなくて良かった長身のイケメンを連れて歩いてるところ(しかも泣いてる)なんて見られたらなんて噂されるか分からない



『夏油落ち着いた？』



ソファの前で三角座りしてすすり泣く夏油


ペンギンのぬいぐるみをおもいきり握りしめて泣いてる


あのぬいぐるみ元カレから貰ったやつだけど黙っとこ



夏油「……う"ん」



声枯れてんじゃん。どんだけ泣いてんだよ



夏油と同じようにソファの前に座ると横でビクッと肩をゆらされる


てかなんでソファに座らないんだよ。ラグひいてるから痛くはないけどさ



夏油「あ……えっと…あの」



二人の時は本音で話すっていうルール決めたけど夏油はまだ少し言い淀んでるみたいだ




『とりあえず夏油が彼氏で恥ずかしいなんて思ったことは無いから』



夏油「！」



私達はいつも言葉が足りなくて誤解を生んできたんだからまずはそれを否定しないと



『あとはなんだっけ。あ、周りを気にしてたのは夏油が非術師に囲まれてて嫌なのかなって思って家に行こうって言ったのもそれが理由。そんで寄り戻したことに後悔なんてしてないよ。それに後悔させない為のお試し期間でしょ？』



夏油がさっき口に出した不安に思っていることをひとつひとつ否定していくとまたうぅ…と泣き出した




夏油「うぅ………かっこいい……すきぃ………」



両手で顔を隠して抑えきれない想いを伝えるみたいにいう夏油なんか限界オタク感が強いな



『で？夏油は何を思ったの？ずっと不機嫌そうな顔してたしそもそもデートは家派じゃないの？』




思ってたことを聞くと夏油はきょとんという顔をした。なんだその顔可愛いな




夏油「ふ、不機嫌なつもりはなかったけど……街を歩いてるとみんな君を見てるし特に男共なんて私がいるのに声をかけようとしたりしてたから………近づかせないように必死にはなってた……あ、あと家で一緒にいるのはもちろん嬉しいけど………密室はまだ恥ずかしいから外の方が好きかな……………あ、でも、君は綺麗で可愛くて目立つからあんま人のいない所だと、でも、君はどこにいたって輝いてるから___」


『も、もういいから///！！』




え？もういいの？みたいな顔すんな、おとぼけ顔すんな、そんな可愛い顔で褒めまくるな、え、この人ほんとに夏油傑？私が知ってる夏油傑と全然違うんだけど



この後一時間くらいまともに夏油の顔を見れなかった

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