【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

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夏油「よりを戻すってことでいいんだよね？」


『"お試し"でな。すれ違い多かったみたいだし1ヶ月試してみてやっぱ無理なら二度と付き合わないってことで』


夏油「上げて落としてがひどくないかい？」



お前のいままでの態度の方が酷いと思うがまあ、それは置いといて




『一応寄り戻したわけだし傑って呼んだ方が・・え、なんで泣いてんの』



夏油は昨日と同様瞳に涙をためて今にも泣きそうだった



まだ酒残ってんのか？


夏油「だ、だって、久しぶりに名前で呼んでもらえたから嬉しくて……もう二度と呼ばれないって思ってたから」




『・・・』



夏油「！・・や、やっぱり情けないって思うだろ、だからしられたくなかった((『可愛い』・・え？｣





『傑ってこんなに可愛かったんだね。なんで隠してたのもったいない』




夏油はえ？え？と混乱している。確かに学生時代はスマートで大人な男性=イケおじにハマってたけどそれはあくまで好みの話



私はダメ男が好きなんだよ！！てかクズと付き合ってた時点でお察しだろ



とまあ、私のダメ男好きはさておき



『とりあえずいくつかルール決めよっか』


夏油「ルール？」


『普通に寄り戻したらまたすれ違って別れることになるかもしれないでしょ？それは嫌だよね？』

夏油「いやだ」


『おお…即答。だから、例えば二人の時は本音で話すとか言いたいことは言うとかルール決めよ』


夏油「分かった」


『なんか随分素直だね。勝手に決めたけど夏油はなんか嫌なルールとかある？』


夏油「ない」


『即答かよ。適当に返事してあとで後悔しないでよ』


夏油「Aが決めたことならなんでもいい。でも、別れるって言うのはやだ」




『・・夏油、もうちょいそういうの小出しにできない？色々と追いつかないから』



夏油「？う、うん、分かった」



なんで？って顔してんな。そういうとこは無自覚なんかわけわからんな




『じゃあ、私は一旦帰るから』


夏油「え、」



昨日からずっといるし今日休みだから一旦帰りたいんだけどそんな名残惜しそうな顔



夏油「やだ、まだ一緒にいたい」


『んぐっ！！』


夏油「？」



あれ、素直になった夏油って破壊力やばくないか？

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