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『え、夏油って私のこと好きだったの?』
元カノと思えない発言をしてるのは分かっているが夏油は仕方なく私と付き合っていると思ってた
同期だし断って気まずくなるのが嫌なのかなって思ってたけど……ちゃんと私のこと好きだったのか
夏油「すき、大好き、高専の頃からずっとすき」
『え、高専からって』
おいおい、今まで好きとか言ったことなかったくせにどうしたんだいきなり出血大サービスすぎんだろ
夏油「一目惚れだったんだ、もちろん見た目だけじゃなくて中身にも惹かれていったけど」
『でも、そんな様子全然』
高専の頃なんてほとんど接点なかったような私は硝子とずっと行動してたしたまに五条が絡んできてそれを止める夏油と少し話すくらいの距離感
夏油「は、はずかしくて」
『・・・はい?』
つい、聞き返してしまった。こいつ恥ずかしいって感情あったのか←色々失礼
夏油「話しかけられなくて、でも、近づきたいから悟に協力してもらって……」
あー、あの意味わかんない絡みそういうことだったんだ。五条のじゃあこれ負けたら傑と二人きりなとか俺が呪霊祓ったから傑と一緒に報告書かけよとかやたら夏油と二人にさせてたのそういう……いや、遠回りかよ
『えー、でもいきなりそんなこと言われても信じられないっていうか』
そう言うと夏油はまた涙目になった
夏油「ううっ……好きなのに……Aだけなのに…………………証明したら分かってくれる?」
ぽろぽろと涙を落としながらそう言われると頷くしかない。ていうか証明ってどうやって
夏油は以前私が秒で追い出された鍵のかかった部屋をあけ中から色んなものを抱えて戻ってきた
とりあえず私は椅子に座って夏油も私と対面の席に座り机の上に物を置いた
まず見せられたのは先日もみつけたジンベイザメのストラップ
夏油「これは一緒に沖縄に行った時に買ったストラップ」
『うん。覚えてるよ。懐かしくて私も探したらまだ持ってた。確か残り二つだったんだよね』
夏油「うん、Aとお揃いにしたくて先に買い占めて二つ残しておいたから」
『うん?』
次はとまた何かを取り出す夏油。いやいや、まだ理解できてないんだけど、何買い占めたってたしかに他は在庫あるのにおかしいとは思ってたけど
ここから夏油の異様なコレクションお披露目大会が始まった
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名無し58428号(プロフ) - ヘタレ傑が良すぎる進化しそう (4月16日 3時) (レス) @page40 id: d193f19839 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - もう、めちゃ重ヘタレ夏油可愛すぎません?最高ですた (8月12日 7時) (レス) @page43 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - これで終わりなのは…すごく寂しいので…気が向いたら更新してくださいね。可愛い夏油さんのお話もっと読みたいです!…他に書きたい作品があるんですよね…いくらでも待ちます!🍟🍔😊💞 (2023年4月8日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
マリオット@みるくおれ。(プロフ) - はいすき!!終わり方神 (2023年4月8日 12時) (レス) @page43 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
クジラ - 終わり方好きですそれだけです (2023年1月9日 11時) (レス) @page43 id: 69020aca8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年7月11日 20時