素直1/100 ページ13
・
五条[傑風邪こじらせちゃって家で一人だから看病してあげてねー。]
『は？いきなりな((五条[じゃ、よろしく]・・・ﾁｯ、また切りやがった』
生徒達の送迎を終えて帰路に着こうとした時五条からの一方的な電話にでてしまった
ちなみに夏油専用の補助監督は丁重にお断りしたので今は生徒と女性呪術師を中心に仕事をしてる(何故か男性の呪術師との仕事はなくなった)
私は車の中でスマホの画面をつけたり消したりを繰り返してる
メッセージアプリの画面には夏油傑の文字。ちなみにこの前まで傑♡だった。恋をしてる女は痛いのだ(n回目)
夏油が風邪を引いたなんて高専時代でも聞いたことがない
イカれてはいるが元は真面目な優等生タイプだ。自己管理は欠かさないし鍛えてるあいつが風邪なんてひくとは思えない
どーせ五条が私たちの仲をからかって嘘をついてるだけだ
・・・でも、もし嘘じゃなかったら
特級呪術師と高専教師なんて昔以上に忙しくなって自分のことを疎かになってきているのは付き合ってた時から知ってる
それでも完璧でいようとしてたことも
夏油の家の合鍵は一応まだ持ってる。行っても追い出されるからなんでくれたのかは分からないけど返す機会を逃してた
鍵を返しに行くついでに様子を見る？元カノが？弱ってる時に嫌いな奴に会いたい？
『あーーーーーー、もう！知らん！！』
私は夏油の家に向かってハンドルをきった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ピーンポーン
部屋のチャイムを鳴らすが応答はなし
よし、帰ろう←
ピコン
五条〔勝手に入っていいってさ〕
『なんで五条経由で連絡くんだよ』
はぁーとため息をつきながら鍵を回すが音はしない
開けっ放しとか不用心すぎだろ…まあ、ここのフロア夏油しか住んでないらしいけど
『お邪魔しまーす』
夏油の部屋はいわゆるモテ部屋と呼ばれるような部屋で常に整理整頓がされていて観葉植物なんかあったりしてなんかいい匂いがしたりする
そんな部屋だと頭は記憶していたが
『え、……汚っ、』
いつもピカピカのローテーブルにはビール缶がつまれていてコンビニの袋にはツマミやカップ麺のゴミが雑に捨てられている
キッチンも同様に汚れていてよく分からんオシャレな調味料とか置いてあったのは見る影もない
なんか私がヤケ酒した状況と似てんな
夏油がヤケ酒するとこなんか想像出来ないけどと考えながら私は掃除を始めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4087人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し58428号(プロフ) - ヘタレ傑が良すぎる進化しそう (4月16日 3時) (
レス) @page40 id: d193f19839 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - もう、めちゃ重ヘタレ夏油可愛すぎません？最高ですた (8月12日 7時) (レス) @page43 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - これで終わりなのは…すごく寂しいので…気が向いたら更新してくださいね。可愛い夏油さんのお話もっと読みたいです！…他に書きたい作品があるんですよね…いくらでも待ちます！🍟🍔😊💞 (2023年4月8日 20時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
マリオット@みるくおれ。(プロフ) - はいすき！！終わり方神 (2023年4月8日 12時) (レス) @page43 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
クジラ - 終わり方好きですそれだけです (2023年1月9日 11時) (レス) @page43 id: 69020aca8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花
| 作成日時：2021年7月11日 20時
