【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

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『なんでこーなるかな』



夏油「・・・」



居酒屋で飲んでる硝子達と合流したらものの数分で硝子と五条は帰るって言い出して酔いつぶれた夏油を家に送る羽目になった


なんか別れてからの方が夏油の家来る頻度増えてる気がする



『夏油？鍵は？』


夏油「んー………」


『ちょっと、抱きついてないで鍵出しなさいよ』



夏油はの腕を私の肩に回して支えていたのにもうひとつの腕を私の首に回して抱きついてくる



夏油「鍵持ってるでしょ……」



でしょって酔ったらあざとくなんのなんなんだよ



『返したよ。夏油の引き出しの中に入れたってライン送ったし』


看病をした後合鍵は夏油の教員机にいれて返した


夏油「・・・・なんで返したの」


『別れたから。ほら早く鍵出して』



夏油は渋々といった様子で鍵を渡す


私はそれを受け取り部屋の鍵を開けて中に入る




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



『ほら、水。』



部屋はこの前のように散らかってなくて綺麗になってた


少しは隙を見せてくれるようになったと思ったのに……まあ、あの時も五条を呼んだつもりらしからな



夏油「A」



『なに』



夏油「A」


『だから何ってば……』



ギュウ



振り向こうとすれば後ろから暖かい感触が前には夏油の腕が回ってる=バックハグされてるわーお



酒って凄いなこいつからスキンシップ取ってきたことなんてほぼなかったのに



こういう状況になっても彼氏彼女じゃないからドキドキしないんだよなぁ。我ながら冷めてんなと思いながら酔っ払いをどうするか考えてると抱きしめる力が強まった




夏油「なんで、最近冷たいの………？」


『冷たいか？昔からこんなもんだろ私』


そりゃ付き合ってる時は甘々だったけど。高専の頃から性格はそんな変わってないと思うし別れたからって夏油に特別冷たくしてるつもりもない



元に戻っただけなんだけどな




夏油「冷たい…、好きって言ってくれなくなった。家にも来てくれない、話しかけてもくれない」



『そりゃ別れたんだからそんなもんだろ』

夏油「別れてない」




夏油に食い気味に否定された



そういや寄り戻したとか変な噂広めてたなこいつ



『別れるって言ったじゃん。』



夏油「承諾してない」


『別れるって言って止めもしなかったし三日経っても放置してたじゃん』



三日後に五条に無理やり会わされたわけだけど





夏油「気づいてたら三日経ってた。やだ、Aと別れたくない」

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