【呪術廻戦】お子ちゃま五条とスルースキルカンストしてる婚約者

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『恋ですか…』


天内「そうじゃ！妾ももう少しで中学を卒業する！その前に恋愛の予行演習をしたいのじゃ！お主は五条悟の婚約者なのだろう？」




目の前でキラキラした瞳を向けてくる少女



この子は天内理子といって天元様と同化するための星漿体………"だった"




護衛任務にあたっていた五条悟と夏油傑が星漿体の意志を尊重し同化を拒んだ。


同化を拒んだことで天元様に異常が起こることも無く今のところ安定している



そしてこの星漿体の子はある程度騒動がおさまるまで高専で保護しその後は海外で暮らすらしい




天内「聞いておるのか？」


『聞いてますけど、若様とは婚約者ですけど好きあってるわけではないので参考にはなりませんよ？』




天内「・・・お主、気づいておらんのか？」



『？』



あいつも憐れだなと遠い目をする天内さん



天内「初恋とかは？」


『あー、そういうのよくわかんないんですよね』



物心ついた時から婚約者がいて将来この人と結婚するということが決まっていた



恋愛するとしたらこの人つまり五条悟となのだが生憎あちらは私を嫌っている



一応婚約者がいるのに他に恋愛相手を作る気にはなれず今に至るわけだが



天内「そんなのだめじゃ！！」



バンッ！と机を叩き天内さんは立ち上がったと思うと何かを取りだし机の上に広げた




『漫画？』


天内「人生で一回しかない高校生活を恋愛なしで生きるなんて言語道断じゃ！！」



そういうと持ち出した少女漫画の良さを力説しだした




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『ワンコ系の年下彼氏？』


灰原「ん？Aどうしたの！」


『素直に慣れないツンデレ系？』


七海「何を言ってるんですか貴方は」


『怪しい雰囲気の年上先輩』


夏油「ははは、怪しいなんてひどいな」









『・・・・女をダメにするヒモ』


甚爾「あ？」



高専の中庭で堂々と昼寝をしてサボっている伏黒甚爾



星漿体の任務に関わっており色々あって高専の非常勤講師になった男だが実は私はこの男と昔から付き合いがあったりする





甚爾「漫画片手になにしてんだ？」


『恋愛の勉強？甚爾さんは年上のバリバリ働いてる人にモテるタイプらしいですよ』



甚爾「へー、ああ、確かに宿貸してくれんのは年上のおねーさんが多いな」



ニヤニヤと笑う甚爾さん


おねーさん方はこの男をみたら全力で石を投げるべきだと思う




甚爾「ま、一番最初はお前だったけど」

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