お飾り11 ページ13
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五条「なー、傑。僕Aに会いたいんだけど」
夏油「断るよ。」
職員室で書類をまとめながら悟の何度目かの申し出を断る
五条「なんで？親友の妻だろ？会わせてくれてもいいじゃん。僕子供の頃に見た以来なんだよねー」
子供の頃のAを知っているかと思うと何故かイラッとする
悟とAを会わせたくないのは御三家の人間に会わせたら嫌なことを思い出すかもしれないと思ったから
ただそれだけのはずだ
彼女に対して罪悪感はある。
だから、できるだけ辛い想いはさせたくないし危険なことからは遠ざけたいから護衛に呪霊をつけている
外に出ない彼女が呪霊に襲われることはないから意味を為してはいないが別に普段の様子が知りたくて監視とかしてるわけではない、
五条「まあ、もうすぐ来るだろうけど」
夏油「は？」
五条「うわ、怖。ダメだよースマホ置いてたら悪用されちゃうよー」
夏油「パスワードは」
五条「僕に通用すると思う？」
てへぺろと舌を出す悟にまた苛立ちを覚える
すぐにスマホを確認すれば確かに私のアカウントからAに忘れ物を届けて欲しいと連絡がいっていた
呪霊から何の連絡もないということは無事なのだろうが、今度から外に出た時は分かるようにしておくか
外には危険が多いからね。妻を守る旦那として当たり前のことだ。
別に行動が気になるとか誰にあってるか知りたいとかそんなことは無い
おかしいな…さっきから私は何を言い訳ばかりしてるんだ？
彼女のことはお飾りの妻で多少なりとも罪悪感があるから大事にしようと思ってただけ
菜々子「夏油様！奥様連れてきたよー！」
美々子「奥様ほらこっち」
職員室に美々子と菜々子が入ってきた。二人はAのことが相当気に入ったらしくあの突撃訪問した日から話題はAのことばかりだ
『あ、旦那様お疲れ様でございます。ご所望のものをお届けに上がりました。』
職員室に入ってきた瞬間空気が変わった
優しい花の匂いに着物だからか所作がゆったりと美しい髪は結われておりうなじが見えているし化粧もいつもよりしっかりとされておりAの美しさが際立つ
待ってくれ、その姿でここまで来たのか？
一人で？
ナンパさなかったのか？
夏油「・・無事で何より」
『旦那様？私は戦場から来たわけでは』
隣で悟が爆笑していたので拳骨を落としておいた
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ぱぴ子(プロフ) - お願いします続きくださいまじで最高です (10月16日 19時) (
レス) @page32 id: 7ff67b8293 (このIDを非表示/違反報告)
M - 続きが見たいです。お願いします (2022年12月30日 17時) (レス) @page32 id: 56a51bd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 拗らせ具合がほんとうに好みすぎます(@_@。ぜひ続きを！！！！！！ (2022年11月11日 11時) (レス) id: a7ebf70cf1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 続きが見たいです！！！！！！！！！(」ﾟ∀ﾟ)」ﾎｼｲｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!! (2022年10月20日 2時) (レス) @page30 id: 4bbd9f6009 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - ｯ続き…_:( _ ́ཫ`):_続きをｫｫ…お恵み下さいませ…( ´ཫ` )ｸﾞﾊｧ (2022年7月18日 20時) (レス) @page30 id: d61ef6835a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年7月2日 22時
