誤解 ページ22
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『________というわけで今日から高専の非常勤講師になった伏黒甚爾さんです』
甚爾「よろしく」
家入「どういう訳か全く分からないんだが」
夏油「どうしてAが講師の紹介を?」
ガシガシと頭をかき気だるそうな伏黒甚爾をちらりと見てAは実はと話し出す
『元々五条家の護衛をお願いしてたのですがずっと断られていまして』
『悟様も入学前に比べてお強くなられましたし護衛を頼むのも潮時かと思いまして』
『その矢先に甚爾さんが今のお仕事を辞められるということだったので新しい仕事先をこちらで用意したのです』
夏油「五条家の護衛?そんなに強いのかい?」
甚爾「俺の旧姓との繋がりが欲しかっただけだろ」
はっ、と鼻で笑う伏黒甚爾
『違うと言ってるのに。単純に貴方のつよさが欲しかったんですよ』
家入「まあ、そこら辺の家関係はわかんないけどアレなに?」
アレと家入の指した方向には机と一体になってる五条の姿が
夏油「湯気がでてるね…」
家入「首と耳真っ赤」
甚爾「あれは?」
『若様です。五条家の次期当主』
甚爾「あれが?」
『残念ながら』
五条家の女中と元禪院の人間との会話とは思えないが二人ともなんの反応も示さない次期当主にため息をついている
甚爾「そーいや今日家来るか?」
五条「ピクっ)」
『いいんですか?嬉しいです授業が終わったら行きますね』
五条「ピクっ)」
家入「そんなに気になるなら聞けばいいのに」
夏油「Aとあの人の関係はなんだろうね?」
五条に聞こえるように話す二人だが五条の視線はAと甚爾に向かっている
五条「……………ぼそっ)俺の事好きって言ったくせに」
夏油「いや、あれは嫌ってはいませんって意味だと思うよ」
家入「あの流れだとなー」
五条「お前ら聞いてたのかよ」
未だ話が盛り上がるのか二人で話すAと甚爾を三人で眺めながら話す
あいつ誰だよ、距離近いな、強いってなんだよと色々な視線を向けるがAは一向にこちらを見ない
『え、泊まってもいいんですか?』
五条「はぁ!!?!?」
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すいさい - あ、あああああ、、、、めっちゃ好き、、、主さん天才すぎる、、、、 (8月11日 18時) (レス) @page36 id: fca39fd98f (このIDを非表示/違反報告)
KOHANA - 最高!大好き!らぶです!!! (7月27日 13時) (レス) @page9 id: 9c2ec6ca1c (このIDを非表示/違反報告)
RNA - ただ一言言わせて下さい。大好きです!!!!! (2022年11月21日 21時) (レス) @page36 id: 98f894640f (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 平和的で超面白くって、とにかく最高でした! (2022年3月22日 17時) (レス) @page36 id: e05da2b2a4 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - こんな面白いの久々だ。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page33 id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年5月24日 19時