【呪術廻戦】最強の婚約者を辞めたい

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『いえ、イケメンだなと思いまして』




こいつの前で思考が停止するのは何度目だろう



イケメン？イケメンって言った今？？


イケメンってあれだよな、イケてるメンズ


え、あってる？俺に言ったんだよな


五条「お前、俺のことイケメンだと思ってたの？」


『そうですね』




そうですねって言った！？


やった！俺イケメンで良かった！！


"Aが夏油のことイケメンって言ってた"


五条「傑とどっちがイケメン？」


硝子に言われた言葉を思い出して我に返る


こいつのタイプって黒髪で気遣いのできる人だよな？


俺はイケメンだけど黒髪じゃないし、気遣いは・・・・・・・うん




『比べるものでは無いので、お二人共イケメンですよ』


はぐらかされた。


五条「じゃあ、Aはどっちの方が好み？」


『え？好みですか？』


五条「うん。答えて、他のやつの名前とか出すなよどっちかだから」




答えは多分決まってる


でも、僅かな希望をたくして



『傑くんですね』


無惨にも散りました



予想はしていたが思いのほか傷ついた俺は何も言えずにそのまま帰ってしまった



ちなみにAは何も気にせず一人でスイーツ巡りしてた


なんで知ってるかって？


男どもに声掛けられないように見張ってたからだよ



ストーカー？


違います。愛の監視です。

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