【呪術廻戦】地味子だと油断していました

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破壊された襖



・・・あれ、襖ってあんな簡単にぺちゃんこになるんだっけ？



「な、なんなんだね君は！！」

「ここがどこか分かっているのか！！」



しばらくの沈黙のあと我に返った人達が声を荒らげる



指とかさして無礼者ってどこの時代だよ


相手との力量差も分からず声を荒らげるなんて馬鹿みたい




夏油「うるさいな猿は黙ってろ」





・・・




あれ？こいつ記憶ないんだよな？もしかして戻った？それにしてもここにいるの呪術師家系だから猿じゃないけど………って顔こわ、






『・・あー、えーと、久しぶり？』




夏油「他に言うことがあるだろう」




だから顔怖いって！普段のにこにこの愛想笑いはどこいったんだよ！



『あー、・・・・・・ははっ、助けて？』




あ、やばい結構声震えてる、なんかガチっぽくなっちゃった____


夏油「もちろん」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




お見合いさせられた家がその後どうなったかは知らない


ただ五条が動いたり・・・夏油が暴れたりして無事ではなかったことだけは分かる




まあ、そんなことはどうでも良くて今は……




夏油「・・・」



『いい加減機嫌なおせよ。てかなんでそんな怒ってんの？』



高専に戻ってくる間も戻ってからも一切声を出さない夏油



記憶も思い出した訳ではないらしいし何を怒ってるのか



夏油「本気で言ってる？」


『ビクッ)え、な、なに』



両腕を掴まれじっと顔を見据えられる



夏油「あのまま話が進んでたらどうなってたか分かるよね？」



話………ああ、お見合いのことか


そりゃ相手は星漿体の血縁者が特別な力を持ってるって信じる馬鹿だからね。"子孫を残そう"と躍起になってるから



『覚悟の上だって言ったら？』

ドンッ！！



夏油「・・・」



・・・・え、壁に穴空いたんだけど、壁ドンってこんな攻撃力高かったけ？



夏油「・・君らしくない」



『は？』



夏油「いつもならのらりくらりってかわすくせに上層部なんて面倒事なんてすぐ逃げるのに」




なんでここでディスられてんだ私？



『あんたには関係な__』


夏油「惚れた女がどこのウマの骨と知れない奴と結婚しようとしてるのに関係ないわけないだろ！！」





声がでかいしお前記憶なくしてたんじゃないのかよ




あとな





『夏油・・・ここ教室だよ？』



五条・家入「「‪w‪w‪w」」

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