【呪術廻戦】地味子だと油断していました

激重感情 ページ18

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「「あ、お母様だ」」



『ん？』



保護した双子が今日から呪力についての勉強を始めると聞いて様子を見に来れば何故か母親になってた私



美々子「お母様ご本読んで」

菜々子「私も読んでー！」



『私はお前らの母親じゃねーぞ？パパとママは覚えてるよな？そう呼んでいいのは君らのご両親に向けてだけだよ』



そう言うと二人は首を傾げていた



二人の親はもう亡くなったらしいが呪霊が見えてたらしい。きっとこの子らの行く末を案じていただろう




「「でも、お父様がお母様だって」」


お父様？と聞くとあの時一緒にいた男の人と返ってきた


あいつ子供に何吹き込んでんだよ




「「お母様は私達と家族になるのはいや？」」


ま、拾ったのは私と夏油だしな


二人の責任はとるつもりだったが



『・・呼び方はやめてくれ』



呼び方はA様ということで落ち着いた。子供に様づけさせるのはと断ったがどうしても譲ってくれなかった




夏油「やあ、仲が良さそうだね。お父様も混ぜてくれるかな？」



「「夏油様！」」


夏油「こらこら、Aがいる時はお父様だろ」



『子供に何仕込んでんだ変態』



夏油「あはは酷いな。もう一回言ってくれるかい？」




こいつほんと何に目覚めてんだよ



私が知らない間に夏油は双子の元へ毎日通ってるらしく二人も夏油に懐いていた



良くも悪くも夏油を変えるきっかけになったあの村の出来事



双子をどうするか正直不安だったが心配はいらないみたいだ




『お前が父親役なのは分かるが私は母親って柄じゃないだろ』



口調や態度だけはまともな夏油とは違い私は子供の教育にいいとは思えないからな



夏油「父親がいるなら母親も必要だろう？私達が保護したんだし二人に責任はあるよね？まさか私一人に任せたりしないよね？？」




『それは無いが別にわざわざ家族って枠組みにいれなくても』



「「お母様とお父様仲良しだね！」」



ニコニコ笑う双子


夏油「ほら、子供たちもこう言ってるし子供達の前だけでもね？」



『・・はぁーー、なんか言いくるめられてる気がするけど』



まあ、いいか。



まさか、高校生で子持ちになるとは思わなかったな

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