愛されたい100 ページ10
【ユウ】
Aちゃんがいなくなって何処に行ったのか手がかりも掴めないまま半月が経過した
まさか、元の世界に帰ったのかと絶望しかけていた時食堂で座っていたレオナ先輩の耳がグワッと立った
ユウ「レオナ先輩どうし」
レオ「見つけた…」
ユウ「え、」
見つけた。その一言を残してレオナ先輩は猛スピードでどこかへ向かった
食堂には私とレオナ先輩だけだったから寮長達のチャットにレオナ先輩が見つけたみたいですとだけ打って追いかける
_____________
ユウ「ぜっ、ぜっ、ぜぇ、、れおな、さん、まって」
必死に追いかけてようやく止まった先輩の側までいき膝に手をついて息を整える
レオ「ここだ…」
低い声で睨みつける場所は植物園の奥にある木の扉
ユウ「はっ……はぁ、…ここは？」
レオナ先輩に聞くと管理人の部屋だと簡潔に返ってきた
扉を開けると中にカーテンがかけられそれをめくると白の木材を基調としたシンプルな部屋があった
レオ「すんすん)匂いがしねぇ」
ユウ「え、じゃあいないんじゃ」
Aちゃんの匂いがしないならここには
レオ「おかしいだろ？何の匂いもしねぇ、ここには管理人の爺さんがすんでるはずなのに」
レオナさんの言うように部屋の中は生活感がまるでなかった。お爺さんなら体も悪いだろうに高いところに置かれたお酒たち
ほんとにお爺さんなのだろうか
ひとつの疑問を浮かべる間にレオナさんが部屋の奥にあった古い鏡の前にたった
レオ「ここから俺の魔力を感じる」
鏡の中に閉じ込めやがったのかと唸るレオナさん。顔は歪み不機嫌が現れている
ま、私もAちゃんを攫ったであろうその爺さんを許さないと憤ってるんだけど
二人の怒りが鏡に向いた瞬間鏡が波打つようにゆがんだ
ユウ「なにこれ、」
レオ「下がってろ草食動物」
レオナさんの左腕が目の前に出てくる
ﾌﾞｫｫｫﾝ…
何が出てくるかピリッと警戒した私達は出てきたものに目を丸くする
『あれ？ユウさんにレオナさん？』
純白のワンピースに身を包んだAちゃんが見たことも無い笑顔で出てきた
見たことの無い男と手を繋いで
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たろ。(プロフ) - あああああああ良いところで！！！！更新楽しみにしてます！！！それぞれ落ちのendとか見てみたいです！ (2022年1月20日 15時) (
レス) @page31 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
どん - サバナクローモブと夢主人公の絡みが見てみたいです (2021年5月4日 11時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
シン - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ尊いぃぃぃぃぃ！！！！！！！！！！！！！！！！ (2021年4月1日 13時) (レス) id: d62df37396 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 続きが気になる (2021年3月27日 18時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - シグラさん» ありがとうございます！番外編の更新はゆっくりになると思いますがひきつづきお楽しみください！ (2021年2月14日 8時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年1月20日 18時
