【ツイステ】世界から見放された吸血少女は異世界で飼われる2

愛されたい89 ページ48

オンボロ寮



『た、ただ今戻りました』



無事？転寮体験を終えたAは久しぶりの寮に緊張しながらドアを開けた



ユウ「おかえりいいい！！てんしぃぃぃ！！！！」



『きゃ、ユウさんただいまです///』


久びさのユウの抱擁に驚きつつも嬉しそうに抱きしめ返す



ユウ「ぐっは、天使の光を久々にあびた、、つらい」




ちなみに久々のAにテンション上がりすぎてユウは一日中ひっついて離れなかった



_____


夜



『あ、あのユウさん、やっぱりお邪魔じゃ』


夜にユウに無理やり連れられ一緒のベットに寝ることになったA



やっぱり一緒に寝るのはとベットから降りようとするAをユウが引っ張る




ユウ「んー、だめ」


健康児のユウはいつも10時には寝るので寝ぼけながらAを抱きしめる


Aは夜は眠くならないので困りながらも抱きしめられる温かさに頬を緩める




ユウ「ん………ふぁ…」



『ユウさん、私のことは気になさらず』




Aは眠いのを我慢しているユウを撫で寝かしつけた



『(ユウさんの寝顔可愛い…)』


ユウの腕に抱かれながら寝顔をみて微笑むA




クロ「楽しそうですねぇ」

『ひっ、』



ユウの寝顔を見ていたはずが突然目の前に仮面の男が現れた



驚いて固まったAをクロウリーは簡単に抱き上げた


『あ……』



クロ「しっー、監督生くんをおこしてしまいますよ」


にっと笑うクロウリーにAはグッと黙る




Aの部屋



『あ、学園長…』


クロ「はい！学園長ですよ！」



部屋に入った途端大声をあげる学園長



Aはユウさんが起きてしまいますと慌てる



クロ「ああ、すみませんつい嬉しくなってしまって」



クロウリーはベットにぼすんと座った




スルッ…



クロウリーは上着を脱ぎネクタイを緩めた



『ごくん…』



久々に嗅いだ魔力の高い人間の匂い。Aの喉が血を求めた



クロ「ああ、我慢しなくていいんですよ。ほら、何処からでもどうぞ？」



両手を広げAに近づくように誘導する



『あ…えっと、』



Aの手がクロウリーに触れた瞬間腰を持たれ膝の上に座らせられた



そしてクロウリーの手はAの首筋をサラリと触れる



『あ、…』


"そこは" Aの体が強ばった



クロ「飼い主に噛まれるとはあなたも罪な人だ」



クロウリーの言葉にビクッと揺れる



クロ「でも、貴方の飼い主は私でしょう？」

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