【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

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庵「なるほどねぇ。天与呪縛で燃費が悪いと」



『ねたきり……とかじゃないぶん……まだ…いいんですけど………』



うつうつと庵の隣で首を揺らすA



まだ午後2時


寝るには早すぎる時間だがAの平均睡眠時間は15時間これは術式を使う使わないに関係なくこれ程寝るのだ



一日の活動時間は約9時間


その時間に任務に行ったり恵達の世話をしてるので同級生との時間がとれないのもうなずける



天与呪縛については信頼できるものにしか教えてはダメだと夜蛾や家入にも注意されていたがAは根っからのお人好しですぐ誰でも信頼してしまうのだ



庵「眠いなら寝てもいいわよ。どうせ地方で泊まりになるだろうし早めにホテルに行きましょう」



『ありがと………ございま……………すぅ……』



お礼を言いながら眠りについたAの頭を肩に乗せすやすやと眠る無防備な後輩の姿にあのクズ二人には知られてはいけないなと思う庵だった




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『う…………ん？…………』



ゆっくりと目を開けるとふかふかのベッドの上だった



眠っていたのか……



庵「あ。起きた？」



『………………巫女さん？』



庵「まだ寝ぼけてんの？Aおきなさい」




ゆらゆらと肩を揺すられ意識が浮上する




『・・・わ、う、歌姫先輩！？』



庵「おはよう」


『お、おはようございます』


ここはホテルだろうか、隣には綺麗にベッドメイキングされたベッドがある


先輩はまだ使ってないってことはまだそんなに時間経ってないのかな




庵「今は18時よ。4時間くらい寝てたわね」



『4時間……』



比較的短い方だ。まあ、今日は私は戦ってないしな。



この天与呪縛のせいで普通の人と生活のリズムが違うから任務も一緒にできないし小中なんて学校の拘束時間以外は寝ていたから遊びにも行けないしで大変だった



まあ、遊びに行く友達なんていなかったんだけどね！！！あ、泣きそう



庵「さっきから起きては寝てをくりかえしてたけど覚えてる？」



歌姫先輩の問いにふるふると首を振る


前後の記憶はあやふやになるのだと伝えると絶対男と任務には行くな行っても泊まりだけはやめろとすごい剣幕で注意された



『すぐ寝ちゃうなんて相手にも迷惑ですもんね』



庵「いや、違うそうじゃない。あんたボッーとしてるから絶対すぐ連れ込まれる」




とにかく五条と夏油とは任務に行くなと言われてしまった

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