あの、すごい変なこと言うんですけど…【黄】

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るぅとside

る「えっと…その、久しぶり…」
『ど、どうも…』


お互いにぎこちなくなる
まぁ、当然といえば当然

だけど一番気になるのは…


る「えっと…そちらの2人は？」
玲「ただの友達なのでお気になさらず」
高「ただの同伴できたカップルなので」
『デートはよそでやってくんね？』


顔面偏差値が大変高いカップルまで一緒に来た
うーん……まぁ、警戒されても仕方がないか


玲「あの」
る「え、あ、ハイ」


年下の子相手なのに思わず敬語になってしまう
それぐらい圧がヤバい

今どきの高校生怖い


玲「るぅとくん、って本当ですか？」
る「あー、うん……るぅと、です」
玲「そうですか……だったら少しよろしいですか？」


とても18歳とは思えない威圧感に負けて
女の子に促されるままについていく


玲「……たとえ推しだったとしても…
あの子のことを泣かせたら許しませんから」
る「泣かせないよ……絶対ね」
玲「私にとって、あの子は大事な友だちです…

だから、もしなにかして傷つけたら…その時は手段は選びません」


脅し、ですませられるほど優しい目はしてない
本気で言ってるからには

僕も本気で返さないといけないよな


る「大丈夫、死んでも傷つけないから」


たかが一目惚れ
されど一目惚れ

僕の持つ感情はそんな生半可なものじゃないから

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