３年Z組~関西から来た転校生~ 番外編

二十八話 リンチ ページ29

放課後ーーー

あなた：「確か裏庭だったよな」

ほんと懲りないな、豚は・・・

今回はちょっとヤバそうだな・・・

なんせ、皆に言っちゃったからなぁ・・・

遺言残した方がいいかな？

って呑気に考えてる場合じゃねーけど

裏庭ーーー

姫香:「やっと来たわね」

あなた：「うっせーな。用があるんならさっさとしろよ」

姫香:「黙りなさい！！」

あなた：「黙る？無理だね。誰がお前の言う事聞くかバーカ」

姫香:「ッ！！！やりなさい！！」

安い挑発にのってバカだな、豚は

男子１:「おら！！」

男子が殴りかかってきた

が、俺は避けた

ってかスピード遅ッ！！

姫香:「避けるんじゃないわよ！！」

あなた：「は？嫌だね。当たったら痛いもん」

女子１:「えい！！」

あなた：「うぉっ！？」

スパッ

女子１がナイフを投げてきた

ナイフは肩をかすった

そのままナイフは壁に刺さった

女子１:「やったわ！！当たった！！」

かすっただけでこんなに喜んでバカみたいだな

男子１:「よそ見してる暇なんてねぇぜ！！」

バキッ

男子が振ったバットが頭に当たった

あなた：「いってぇな・・・・(怒)」

頭に当たったから脳が揺れたのか、視界がぼやける

俺はその場に膝をついた

血も出てきた

あなた：「チッ・・・・くらくらしてきた」

姫香:「逃げられないように、まずは足を潰しなさい！！」

姫香がそう言うと、男子2が金属バットを持ってきた

あなた：「・・・・マジかよ・・・」

そして、俺の足めがけて振った

ボキッ

鈍い音が響いた

その頃ーーー

〜神威side〜

高杉:「おい！！神威！！」

高杉が息を切らして話しかけてきた

神威:「ん？何？高杉」

高杉:「お前今すぐ裏庭に行け」

神威:「なんで？」

高杉:「Aがボコられてる！！」

神威:「！！！Aが！？」

だから居なかったのか・・・・

高杉:「俺はこの事を皆に言ってくるから、お前は助けに行け！！」

神威:「分かった！！」

A・・・・・

どうか無事でいて！！

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