何せ ページ18
紗菜「家まで送ってくれてありがとう、お姉ちゃん」
『気にしないで。気分はどう?』
紗菜「お姉ちゃんのおかげで良くなったよ。ありがとう」
『そう、なら良かった』
私は何もしてないけどね
紗菜「その………お姉ちゃんはどうなの?大丈夫?」
『私?私は大丈夫よ。何せ…』
紗菜「?何せ?」
『いいえ、なんでもないわ。今日は早く寝なさい。明日はまた仕事でしょう?気が落ちているなら、無理に出勤しなくて良いけど』
紗菜「大丈夫だよ。ほんと、ありがとう。お姉ちゃん」
『何かあったらすぐに連絡しなさい。いつでも駆けつけるから』
紗菜「うん」
『ん。じゃあね』
紗菜「うん!じゃあね!」
カツンカツンカツンカツンカツンカツン…
キィ…
ガチャン
D「オイ、S。どこで油を売っていた」
『うるさいわね、D。時間通りに来たんだから良いでしょ』
D「Sは首領のお気に入りだが、オレは認めないからな?浮かれるな」
『あ“?浮かれる?私はアイツのお気に入りではない。腐れ縁なだけだ』
D「S……首領を馬鹿にするのも良い加減に…っ!!」
『そもそも、オマエはNo.5。幹部では最弱だ。No.2である私に指図するな』
D「オマエェっ!!!!」
J「あんま喧嘩しないで。うるさい」
N「テメェはいっつも本読んでるよなぁ?飽きねぇのかよ」
J「精神統一。大事」
N「あー、そうかよ」
Q「静かに。首領が来る」
カツカツカツカツカツ…
颯「集まってるね。では、只今よりアルカナの集会を始める」
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作者名:ゆるんるん | 作成日時:2022年12月14日 21時