ｋｚの癒しちゃんは元……だった！？ ー番外編ー

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ＰＭ05：30 下校

翼「じゃーねアーヤ」

忍「また明日な〜」

彩「またね！翼、忍」

？「おーーい！彩ー！」

彩「お兄ちゃん！？」

昴「やっほー 帰ろうか」

彩「うん！」

昴「今日モテモテだったね」

彩「モテモテとは？」

昴「だって何人からかお昼ご飯もらってたじゃん」

彩「なにかの間違いだと思う」

昴「直接渡されたのに？」

彩「(なんで直接もらったこと知ってるんだ？)」

昴「彩？」

彩「あっうん。男の子からもらったのは翼と忍が近くにいたから可愛い子がいると勘違いして私のところ置いてっちゃったと思うの。一度も目が合わなかったし」

昴「そうだねー(棒)」

彩「で、女の子は翼か忍に渡してって意味か、男の子と同じで間違えたかだと思う」

昴「そうだねー(棒)」

彩「結局食べちゃったけど誰に向けて作ったんだろう」

昴「(彩の名前呼んでたんだから彩宛てに決まってるじゃないか！ほんと可愛いなぁ)」

彩「翼と忍も食べてたから多分女の子の目的は叶ってるはず！！」

昴「そうだねー(棒)」

彩「むっ！ お兄ちゃん『そうだねー(棒)』しか言わない！！」

昴「お兄ちゃんからの差し入れ。美味しかった？」

彩「賞味期限切れてましたー (さりげなく話そらされた)」

昴「せっかく持ってったのに...」

彩「しょうがないじゃない！ てか、お兄ちゃんはなんで学校にいたの」

昴「浜田の先生に呼ばれて。助っ人みたいな感じかな」

彩「大学の授業は今日お休み？」

昴「休みじゃないけど余裕あるし先生に相談したら『是非お手伝いに行きなさい』って言われたから大丈夫！」

彩「さっすが！」

昴「そういえば彩、最近ダンスとか体力づくり頑張ってるよね〜 アイドル再開？」

彩「ううん。再開する気はないけどダンスの振り付けとか協力できることはしたいし！助っ人になりたいじゃん！」

昴「あやーー( ；∀；) ほんとにいい子だなーー」

彩「普通のことしかしてないよ(本心)」

昴「そうゆう子だった。俺の彩ちゃんは」

彩「？？？」

昴「さて、
　 お城に戻りましょうか。お姫様(イケボ)」

彩「きゃーカッコいいー♡
　 なんてならないからね？」

昴「ちぇ じゃあ」

昴「機関車昴ー発射いたしまーす」

彩「おーー！」

ヒョイ(お姫様抱っこをする)

彩「ん？」

昴「しゅっしゅっぽっぽ」

彩「しゅっしゅっぽっぽ？ しゅっしゅっぽっぽー！」

昴「ん"ん"ん"(悶絶)」


【機関車ごっこを毎日しようか真剣に考えた昴であった】

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