さてさて ページ12
どうしたものか。
シロは仕事に戻ったので、今は二人
「白澤潰しに行くか。」
「仕事に、支障の無い程度で…お願いできますか？」
「そもそも、桃タロークンあいつ甘やかす必要ねえよ。滅多なことじゃ死なないからどうせ今だって俺なんか放置して女と遊んでるんだろうからよ」
頭に来れば、近くの岩を殴るも上半分が粉々に…。
手をさすればどうしてやろうかと考え始め
「(痛かったんだな…粉々だけど。それにしても、鬼灯様にしてもこの人にしても…怖い)あ、そ、その事なんですけど……」
「？」
「(可愛い…じゃなくて！)白澤様が、千景様呼んでこいって」
「はぁ？？なに、白澤風情が俺の目の前に姿も現さずに況してや桃タロークンに呼びにこさせるとか何様だよ」
腕組みすれば、鼻で笑い明らかにバカにしたように大きな声で言えば殺気と大きな声に怯む桃太郎。
「(こ、こぇえええ！！なにこの人、俺にいってんのかな？俺悪いことしたのかな？！)」
「なあ、白澤」
「へ？」
大きな声で名を呼べば、変な声を出して振り返る桃太郎
「ば、バレてたかぁー…で？ボクがどうしたって？」
「(白澤様悪いけど！白澤様が、悪いことしたけど！逃げて！！)は、白澤、様？」
「やあ」
岩影から出てきたのは、紛れもない白の固まり。白澤
横すれすれを駆け抜けた黒い影は、後ろの岩を粉砕した。白澤が恐る恐る振り返れば
そこにあったのは、大きな刀…と言うより背丈程もある大剣
そして、足音をたてて近付いてくる影にまたしても恐る恐る錆びたブリキのおもちゃのように振り返れば目の前に居るのは紛れもない千景の姿。
しかも、何時もしている黒皮の首輪ははずして腕に持っている。
「あ、あれ…それ、外さないって…ヒィッ？！」
「前にも言ったよな、俺で実験するなって…お前なんか大嫌いだ」
「？！っ」
襟首掴めば、後ろの底の無い感情の映らない瞳で見下したように見ればさっさと放して
大剣をどこへやらとしまえば、自分で首輪をつけ直した。
「解毒」
「…はい……」
「(白澤様って、ほんとは千景様に飼われてるんじゃ……)あ、えと…」
「それ、天界に連れて帰ってくれるか？桃タロークン」
「あ、はい！白澤様起きてくださいよー」
桃太郎に連れていかれる白澤を見送ってから解毒を煽った。そして、少しの煙を立てて元の体に戻った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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黒狐★(プロフ) - 面白かったです！┌（┌＾o＾）┐ﾎﾓｫ… (2016年5月20日 18時) (
レス) id: 1b5bc8b469 (このIDを非表示/違反報告)
狸狗(プロフ) - 椿姫＠元紫苑さん» ありがとうございます！( *・ω・)頑張ります！ (2014年5月2日 10時) (レス) id: 4b8bafd2cf (このIDを非表示/違反報告)
椿姫＠元紫苑(プロフ) - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください♪ (2014年5月1日 22時) (レス) id: 714c6be7d2 (このIDを非表示/違反報告)
狸狗(プロフ) - 冷音さん» ありがとうございます(´；ω；`)ちょいとこっちはスランプ気味でして(´・ω・`)でも、頑張ります！ (2014年4月30日 22時) (レス) id: 4b8bafd2cf (このIDを非表示/違反報告)
冷音 - 一気読みしました。これからも頑張ってくれたら僕は嬉しいです。楽しみにしてます^∀^↑↑ (2014年4月30日 20時) (レス) id: 95a2a5e01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狸狗 | 作成日時：2014年4月6日 0時
