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ep.92 ページ42

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ジッと下を向いて考える。



前回はジミン君がくれたチケットだったし、ある程度
場所を知ってたから見つけてくれたのかもしれない。


今日、自分が来ることは誰にも知られてないし、大丈夫よね?


うん、きっと大丈夫。

目が合いそうなら、下を向けば良い。






「もうすぐ始まりますね♫」


「う、うん。楽しみですね。」





その時、照明が暗くなって

" きゃーーーっっ "

と、会場内に声援が響き渡る。



前回と同様、ペンライトの光が会場全体を照らして、

真っ白な光の海となった景色は、何度見ても
胸が高鳴った。



そうして彼らは、リズミカルなメロディーと共に登場した。



更に声援が大きくなって、

人生2回目のライブも、ただただ感動。




でも近くに彼らが来た時は、下を向いて顔を伏せた。


" どうか気づかないで "

と、呪文を唱えるように。






ライブも終盤に近づいていた頃、チラッと
横を向くと、彼女は泣いていた。



ユンギさんの事、本当に好きなんだ...

肩をさすって、ハンカチを手渡す。。




「Aさん、ありがとう」



" こんなに近くで見れて私、夢みたい "


そう呟いた彼女に純粋さを感じ、今まで伏せたり
バレないような行動を取っていた自分が情けなくて...

申し訳なかった。







私って...最低だ。

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設定タグ:BTS , ジミン , JIMIN   
作品ジャンル:恋愛
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chapi(プロフ) - sakuraさん» いいえ!作者自身、実はピンク髪のジミンが1番好きです!しかし今回は主人公とその友達が年上女性という設定と若いアイドルに免疫がないという事を考え、そういった表現をさせていただきました。分かりにくい文脈で申し訳ありません。日々、勉強です。 (2021年1月19日 19時) (レス) id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
sakura - 文脈から見てジミンの髪の毛がピンクなの気に入らないんですか? (2021年1月19日 17時) (レス) id: 454a337561 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - hirotdmさん» わわわ!嬉しいお言葉ありがとうございます!そうなんです。幸せな生活を送っていた主人公がジミンちゃんに出会ってしまったんです。これからこの3人がどうなっていくのか...。はい!更新頑張りますので最後まで宜しくお願い申し上げます。 (2020年11月6日 10時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - ここまで一気読みして参りました。続きが気になって仕方ありません!ジミンちゃんの背中を押してあげたい気持ちと、主人公ちゃんと婚約者さんの安定の心地よさを支持したい気持ちと…。更新楽しみに待っております! (2020年11月5日 3時) (レス) id: 8f4604881a (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - ひーちゃんさん» きゃー!嬉しいお言葉本当に感謝です!ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月15日 23時) (レス) id: 3ce6626dcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chapi | 作成日時:2020年7月10日 22時

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