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その後、ご飯を平らげ、別々の会計をして貰ったあとも何件かかわいいお店に寄った。どれも私に似合う物を選んでくれているようで、何度も熟考する流星くんの顔をじっと見つめていた。
( 綺麗な顔……。)
そんな中、何の予兆もなく目を開いた流星くんと、視線がかち合った。
( ………あ。)
近。
「…あ……ごめ、」
見開かれた流星くんの瞳が澄んでいて綺麗だ。
謝罪を入れて離れようとしたら、流星くんに手を掴まれた。逃れられない距離と、視線と、それから顔が熱くなる緊張感と。
「見てたん？」
「う…うん……」
「俺もAさんのこと見てええ？」
「え、それは……」
絶対に照れるから嫌！とは言えなくて、だからと言って受け入れてしまうと自爆の道を歩むことになるであろう。
「Aさんずっとソワソワしてへん？」
「え？あ、してない…と思う……」
流星くんの手を取ってから、尽くそれを思い出してしまうし、彼の目が私を捉える度、微笑みが向けられる度、何となく落ち着かない。
「ずっと、かわいいお店にいたやろ？」
「うん」
「やから、私が同じ空間にいたら浮いてまうんやないかって…」
それまで優しく包まれていた手を固く掴まれ、ただでさえ近い距離を更に詰め寄られた。
「浮いてなんかあらへん」
「そ、そう…かな」
「Aさんは、特別かわいいんやから」
「とくべつ かわいい」
「特別かわいいって何？」「特別かわいいは特別かわいいやで」なんて会話の後、いい加減近過ぎる距離から逃げ出した。
沸騰しそうな顔と、この空気感に耐えられなかったのだ。
( ……かわいいって。)
流星くんは口癖のように言うけれど、その言葉に他意はないのだろうか。流星くんの中で私はどういった位置付けになっているのだろうか。
そんな小さな疑問を胸に、レジへと向かう流星くんの背を見送ったのだ。
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ぴの山(プロフ) - み(名前)さん» こんにちは、それなら何よりです。。！読んでくださりありがとうございます！ (2022年8月14日 14時) (
レス) id: df2014b5f8 (このIDを非表示/違反報告)
み(名前)(プロフ) - 青色ジャス民です。めっちゃキュンしました (2022年8月14日 1時) (レス) @page28 id: 5d7aa8d35f (このIDを非表示/違反報告)
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