Where there’s smoke,there’s fire 6 ページ23
消防署の一角の部屋に、5人はいた。のどかな会話が繰り広げられていた。
ランピー「今日も何事も無かったなぁ」
ディスコ「いいんじゃね?平和なのが一番」
ハンディ「じゃあ、早退しますか?」
モール「いえ、もう少しだけいましょう」
トゥーシー「ですよねぇ」
その終わりを告げる電話が鳴り響く。ランピーは受話器を手にした。
ランピー「もしもし?どうしましたか?」
電話の声は聞こえない。が、向こうから悲鳴が上がっていた。
『助けて...!マイム、早く...!』
ランピー「マイム⁉マイムなの⁉」
そう呼びかけても、同意の声は無い。それは、確かに本人だという証拠だった。耳をすますと、燃える音が微かに聞こえた。
ランピー「マイム⁉何があったの⁉...まさか、火事⁉どこにいるの⁉」
しばらく返事が聞こえない。だが、今度は別の相手になっていた。
『あたしの家よ...!あたしはペチュニア...!住所は...。お願い助けて...!もう逃げられない...!』
電話が途切れた。電話線にまで火の手が来てしまったのだろう。突如降りた緊急事態。
ランピー「火事が起きた...!早く行かなきゃ‼」
その時また、別の電話が。
トゥーシー「こちらHTF消防署です...え⁉火災発生⁉...場所はどこです‼...◯◯丁目の...」
またしても、電話が鳴り響く。
ディスコ「もしもし、こちらHTF消防署です!...⁉火災発生⁉場所は⁉...分かりました、すぐに...」
受話器を同時に置く2人の顔は、ランピーと同様になっていた。
ハンディ「急ぎましょう、俺達の出番です‼」
モール「さぁ早く準備を‼」
3人は急いで取り掛かった。
ディスコ「その様子だと、あんたの知り合いも巻き込まれているのか...⁉俺のところもそうだ、ポップの住んでいる◯丁目が酷い火事になった。何軒も火災に遭っている」
トゥーシー「...◯◯丁目は、フレイキーが働いている場所なんです!彼女の働いている店から、出火したんです!早くしないとフレイキーが...!」
顔が青ざめている。
ランピー「準備万端‼2人とも早く‼」
ディスコ「分かった‼行くぞ、初めての仕事だよな、人命は俺らにかかっているぜ!」
トゥーシー「はい!」
5人は出動した。これから、大規模火災に立ち向かう。
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ルツ(プロフ) - レジスタンスさん» ありがとうございます! (2017年4月4日 12時) (レス) id: 62681feacb (このIDを非表示/違反報告)
レジスタンス(プロフ) - とっても面白かったです!!(*’ω’ノノ゙☆ (2017年4月4日 8時) (レス) id: 2d55fe83e4 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ(プロフ) - レジスタンスさん» そうなんです...泣く泣く見放すしかなかった者、自分だけが生き残ってしまった者...それぞれそういった傷を持っているんです。結構苦労しました... (2017年3月29日 11時) (レス) id: 62681feacb (このIDを非表示/違反報告)
レジスタンス(プロフ) - 全員、傷を負っているのですね…何とも言えない感じでした… (2017年3月29日 10時) (レス) id: 2d55fe83e4 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ(プロフ) - レジスタンスさん» その通りです!『火』に関係しているという理由だけでつけました(笑)出演者達『適当...』 (2017年3月15日 12時) (レス) id: 62681feacb (このIDを非表示/違反報告)
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