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｢わかってるわよ、人気のない場所も避けてるわ｣
｢警戒を怠るなよ 何かあってからじゃ遅いんだ｣
ついでに魔法掛け直しとくぞ、とマジカルペンを取り出してアリスタの首元に向ける。隠しやすくて持ち歩きやすいようにネックレス型で渡してあるのだ。
｢任意の場所に転移できる魔法具も後で渡すからな｣
｢ふふふ、過保護なんだから。ありがたくいただくわ｣
｢雌1人でいることのリスクを考えたら相応だろ。この学園にお利口さんはそういねぇ｣
続く
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