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ハクオウ以外が世話をするとなるとヴィアは途端に機嫌が悪くなる。
幼い頃 世話がハクオウだったのと、彼自身をいたく気に入っているのもあるだろう。受け答えや紅茶のひとつにおいても彼の右に出る者はいないのだ。
紅茶といっても種類があり 場合に分けて出されるものが違う。単純な茶葉からハーブティーまで様々だ。
「ど、どうぞ アールグレイです」
「……ほう」
ひと口飲んで息を漏らす。執事がホッとしたのもつかの間 やはり首に能力である宝具が向けられた。
ヴィアはよほど怒っているらしく執事を睨みつける。
「我は何と言った?無毒で、と付け足したはずよな?だがこれには毒が入っておるようだな」
「あっ…………!!」
確かに言っていた。聞いたのに緊張で流してしまった。
「…ハクオウを呼べ。貴様など雑種にすら及ばぬわ!!」
「は、はいっ!」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年7月10日 21時