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｢ご安心ください、日々のスケジュールに合わせ支障のないように毒は組み込んでおりますので｣
｢…そうか｣
いつかは慣れるし細心の注意によって量も微調整されてはいるが、ヴィアはどうにも毒入りが苦手なようだ。
最近毒入りの食事をサボっていたのもそのせいであろう。おかげでえらい目にあった。
｢手始めにテトロドトキシンでございます｣
｢久しぶりでそれか 貴様はスパルタよな｣
｢かつて血も涙もないと言われていたので｣
髪を丁寧に梳かれ結われ、テーブルに出された見る分には美味しそうな朝食。
今日は珍しく訓練も仕事もない。つまりはやや強めに毒が入っているということだ。
｢……どれにぞ？｣
｢全てです。では私はキルア様の元へ参りますので｣
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月10日 21時
