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「話には聞いていたが随分と尊大だな」
「それがどうした」
「いや、興味深い。イルミの妹とは思えないな」
「兄上ならば仕事で不在ぞ 出直すが良い」
「今日はお前に会いに来たんだ、少し話をしないか?」
「雑種と話すことなどない。失せよ」
「つれないな」
「ええい失せぬと狼をけしかけるぞ」
ヴィアはやや短気なのも欠点である。常に冷静であれと教え込まれたはずなのだが。
相手が何者か分からない場合は特にそうでなければならないがすっかり頭から抜け落ちているようだ。
「さすがに狼は不味いな、出直すよ」
「二度と来るでないわ」
ヴィア様ー、と遠くから声がする。
時間的に夕飯だろう 確かデザートはハクオウ手製のシャーベットだったはずだ。先着1名毒無しの。
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年7月10日 21時